変換の適用
TRANSFORMS プロパティには、インストール パッケージの変換の一覧が含まれています。 インストーラーは、パッケージのインストール、提供情報、オンデマンド インストール、またはメンテナンス インストールのたびに、変換リスト内のすべての変換を適用します。
TRANSFORMS プロパティは、コマンド ラインで変換の一覧を指定することによって設定されます。ただし、/jm または /ju コマンド ライン オプションを使用する場合は、/t オプションを使用して変換リストを指定する必要があります。
一度インストールした後は変換リストを変更できず、アプリケーションをアンインストールすることによってのみ削除できることに注意してください。
Note
Windows インストーラー パッケージは、アプリケーションまたは更新プログラムをインストールするときに、255 個以下の変換を適用できます。 多くの変換が必要な場合は、それらを組み合わせて、以前の古い変換を削除する必要があります。
次の表に、変換リストに追加できるさまざまな変換文字列の例を示します。
文字列の変換 | 説明 |
---|---|
transform1.mst;:transform2.mst;:transform3.mst | Transform2.mst と transform3.mst は埋め込み変換です。 transform1.mst は、TRANSFORMSSECURE プロパティまたは TransformsSecure ポリシーが設定されている場合にのみ、secure-at-source 変換になります。それ以外の場合、transform1 はセキュリティで保護されていない変換になります。 |
\\server\share\path\transform1.mst;:transform2.mst | Transform2.mst は埋め込み変換です。 transform1.mst は、TRANSFORMSSECURE プロパティまたは TransformsSecure ポリシーが設定されている場合にのみ、secure-full-path 変換になります。それ以外の場合、transform1 はセキュリティで保護されていない変換になります。 |
@:transform2.mst;transform1.mst @transform1.mst;:transform2.mst |
Transform2.mst は埋め込み変換です。 transform1.mst は、スタンドアロンの secure-at-source 変換です。 |
|\\server\share\path\transform1.mst;:transform2.mst |:transform2.mst;\\server\share\path\transform1.mst |
Transform2.mst は埋め込み変換です。 transform1.mst は、スタンドアロンの secure-full-path 変換です。 |