CMSM 特殊形式
構成可能なマージ モジュールで使用される特定の値には、特別なテキスト処理が必要です。 "CMSM 特殊形式" であると説明されているテキスト文字列は、セミコロン (;) と等号 (=) の各文字を、クライアント マージ ツールまたは Mergemod.dll によって使用される予約文字として扱います。
CMSM 特殊形式は現在、次の場所で使用されています。
- ModuleSubstitution テーブルの Row 列。
- ModuleSubstitution テーブルの Value 列。
- Bitfield が Format 列の値である場合、ModuleConfiguration テーブルの ContextData 列。
- Text が Format 列の値であり、Enum が Type 列の値である場合、ModuleConfiguration テーブルの ContextData 列。
- Key が Format 列の値である場合、ModuleConfiguration テーブルの DefaultValue 列。
- ProvideTextData メソッドで使用される Key 形式の構成可能な項目。
リテラルのセミコロンまたは等号文字を CMSM 特殊形式の値に入力するには、文字の前にバックスラッシュ文字 ("\") を付けます。 リテラルのバックスラッシュは 2 つのバックスラッシュで表すことができます。 1 つのバックスラッシュをその前に付けた 1 文字は、文字のエスケープが不要な場合でもその 1 文字に変換されます。
セミコロンまたは等号文字の前にバックスラッシュが付いていないが、値のコンテキストで定義された動作がない場合、結果の文字列は未定義になります。 たとえば、ModuleConfiguration テーブルの DefaultValue 列は、セミコロン文字が列区切り記号であるため、すべてのキー項目で CMSM 特殊形式です。 等号文字はこの文字列で特別な意味を持っていませんが、リテラルの等号文字はこの文字列内でエスケープする必要があります。