パスでのディレクトリ プロパティの使用
Directory テーブルのディレクトリでは、インストールのレイアウトを指定します。 CostFinalize アクション中に Windows インストーラーによってこれらのディレクトリが解決されると、Directory テーブルのキーはディレクトリ パスに設定されたプロパティになります。 また、インストーラーによって、常にいくつかの標準のシステム フォルダー プロパティがシステム フォルダー パスに設定されます。
システム フォルダーのプロパティの値は、ディレクトリ区切り記号で終わることが保証されます。 Directory テーブルに入力された他のすべてのプロパティの値は、インストーラーで CostFinalize アクションを実行した後にのみ、ディレクトリ区切り記号で終わることが保証されます。 コスト処理が完了する前は、Directory テーブルに入力されたシステム フォルダーのプロパティではないプロパティの値が、ディレクトリ区切り記号で終わっていない可能性があります。 したがって、インストールでパッケージ内のカスタム アクションを使用してディレクトリ プロパティを設定する場合、参照時の値がディレクトリ区切り記号で終わっていない可能性があります。
ディレクトリ区切り記号で終わるディレクトリ プロパティは、ディレクトリ区切り記号を明示的に含めることなく、パス文字列で使用できます。 たとえば、DirectoryProperty の値がディレクトリ区切り記号で終わる場合、次の文字列は subdirectory 内の file へのパスを正しく指定しています。
[DirectoryProperty]subdirectory\file
次のパス文字列は正しくありません。
[DirectoryProperty]\subdirectory\file
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