AVI ファイルでのクリップボードの使用

クリップボードは、アプリケーションがAVIファイルをコピーまたは転送するために使用できる便利な一時ストレージを提供します。 AVIFile には、ディスクまたはメモリ ファイルで使用できるクリップボード関数が含まれています。

AVIPutFileOnClipboard 関数を使用して、ファイルをクリップボードにコピーできます。 クリップボード上のファイルをメモリまたはディスクに書き込むには、 AVIGetFromClipboard 関数を使用します。

AVIClearClipboard 関数を使用して、クリップボードからファイルをクリアできます。 この関数は、テキストなどの他の種類の情報をクリップボードからクリアしません。 アプリケーションでクリップボード関数を使用する場合は、アプリケーションを閉じるか、クリップボード上のファイルを閉じる前に 、AVIClearClipboard を使用してクリップボードをクリアします。 AVIPutFileOnClipboard が使用されているかどうかに関係なく、アプリケーションで AVIClearClipboard を呼び出すことができます。

注意

アプリケーションがファイルをクリップボードにコピーし、そのファイルに変更される可能性のあるストリーム データが含まれている場合は、 AVIMakeFileFromStreams 関数を使用して、複製されたストリームのメモリ ファイルを作成できます。 その後、ファイルをクリップボードに配置し、元のファイルを無効にせずに解放できます。