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WFDDisplaySinkStart 関数

呼び出し元のアプリが Miracast ディスプレイ シンクになるように、必要な初期化を実行します。 アプリでは、起動時にこれを 1 回呼び出す必要があります。

構文

DWORD WINAPI WFDStartDisplaySink(
  _In_     USHORT                                 uDeviceCategory,
  _In_     USHORT                                 uSubCategory,
  _In_opt_ PVOID                                  pCallbackContext,
  _In_     WFD_DISPLAY_SINK_NOTIFICATION_CALLBACK *pfnCallback
);

パラメーター

uDeviceCategory [in]

デバイス カテゴリ。

uSubCategory [in]

デバイス サブカテゴリ。

pCallbackContext [in, optional]

pfnCallback パラメーターで指定されたコールバック関数に渡される省略可能なコンテキスト ポインター。

pfnCallback [in]

アプリの通知があるたびに呼び出されるコールバック関数へのポインター。 送信できる通知については、「 WFD_DISPLAY_SINK_NOTIFICATION_CALLBACK」を参照してください。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は ERROR_SUCCESS です。

関数が失敗した場合、戻り値は次のいずれかの戻りコードになる可能性があります。

リターン コード 説明
ERROR_NOT_SUPPORTED
このハードウェアでは、ディスプレイ シンクはサポートされていません。

 

解説

この関数は、次のタスクを実行します。

  • PC を検出可能にする
  • 指定されたカテゴリとサブカテゴリを反映するように P2P デバイス情報を設定します
  • デバイスの種類をシンクとして持つすべてのWi-Fi Direct フレームの Miracast IEs を設定します
  • 着信接続があるたびに呼び出される指定されたコールバックを登録します

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 8.1 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2012 R2 [デスクトップ アプリのみ]
クライアント サポートの終了
Windows 10
サーバー サポートの終了
Windows Server 2016
ヘッダー
Wfdsink.h
ライブラリ
Wifidisplay.lib
[DLL]
Wifidisplay.dll

関連項目

WFD_DISPLAY_SINK_NOTIFICATION_CALLBACK