ParserAutoInstallInfo コールバック関数
ParserAutoInstallInfo エクスポート関数は、DLL 内にあるパーサーまたはパーサーを識別します。 ParserAutoInstallInfo は、すべてのパーサー DLL に実装する必要があります。
構文
PPF_PARSERDLLINFO WINAPI ParserAutoInstallInfo(void);
パラメーター
このコールバック関数にはパラメーターがありません。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は DLL 内のパーサーを記述する PF_PARSERDLLINFO 構造体です。
関数が失敗した場合、戻り値は FALSE になります。
解説
ネットワーク モニターが初めて読み込まれると、 ParserAutoInstallInfo (存在する場合) を呼び出して各パーサーを自動的にインストールし、パーサー サブディレクトリ内のすべてのパーサー DLL を列挙します。
PF_PARSERDLLINFO構造体で返される情報には、次のものが含まれます。
- DLL 内のパーサーの数 (通常は 1 つ)。
- 各パーサーが検出するプロトコルの名前と簡単な説明。
- 各プロトコルのオプションのヘルプ ファイル。
- 各プロトコルの前にあるプロトコル。
- 各プロトコルに従うプロトコル。
各パーサー DLL には、1 つのパーサーが含まれている必要があります。 ただし、ネットワーク モニターでは、複数のパーサーを含む DLL を作成できます。 たとえば、tcpip.dllは、複数のパーサーを持つネットワーク モニター DLL です。
情報 | 参照先 |
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パーサーとは何か、およびネットワーク モニターで動作する方法。 | パーサー |
パーサー DLL に含まれるエントリ ポイント。 | パーサー DLL のアーキテクチャ |
ParserAutoInstallInfo を実装する方法には、例が含まれています。 | ParserAutoInstallInfo の実装 |
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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