glBitmap 関数
glBitmap 関数はビットマップを描画します。
void WINAPI glBitmap(
GLSizei width,
GLSizei height,
GLfloat xorig,
GLfloat yorig,
GLfloat xmove,
GLfloat ymove,
const GLubyte *bitmap
);
-
width
-
ビットマップ イメージのピクセル幅。
-
height
-
ビットマップ イメージのピクセルの高さ。
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xorig
-
ビットマップ イメージ内の原点の x 位置。 原点はビットマップの左下隅から測定され、右方向と上方向は正の軸になります。
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yorig
-
ビットマップ イメージ内の原点の y 位置。 原点はビットマップの左下隅から測定され、右方向と上方向は正の軸になります。
-
xmove
-
ビットマップの描画後に現在のラスター位置に追加される x オフセット。
-
ymove
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ビットマップの描画後に現在のラスター位置に追加される y オフセット。
-
ビットマップ
-
ビットマップ イメージのアドレス。
この関数は値を返しません。
glGetError 関数では、次のエラー コードを取得できます。
名前 | 意味 |
---|---|
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幅 または 高さが 負の値です。 |
|
glBegin の呼び出しと glEnd の対応する呼び出しの間に関数が呼び出されました。 |
ビットマップはバイナリ イメージです。 描画すると、ビットマップは現在のラスター位置に対して相対的に配置され、ビットマップ内の 1 に対応するフレームバッファー ピクセルは、現在のラスターの色またはインデックスを使用して書き込まれます。 ビットマップ内の 0 に対応するフレーム バッファー ピクセルは変更されません。
ビットマップイメージは glDrawPixels 関数の画像データと同様に解釈され、幅と高さは関数の width 引数と height 引数に対応し、型は GL_BITMAP に設定され、format は GL_COLOR_INDEX に設定されます。 glPixelStore を使用して指定したモードは、ビットマップ イメージ データの解釈に影響します。glPixelTransfer を使用して指定したモードは指定しません。
現在のラスター位置が無効な場合、 glBitmap は無視されます。 それ以外の場合、ビットマップ イメージの左下隅は次のウィンドウ座標に配置されます。
xw = xrx?
yw = yry?
これらの座標では、(xr 、 yr ) はラスター位置であり、(x? , y? ) はビットマップの原点です。 その後、ビットマップ イメージの 1 に対応するピクセルごとにフラグメントが生成されます。 これらのフラグメントは、現在のラスター z 座標、色または色インデックス、および現在のラスター テクスチャ座標を使用して生成されます。 その後、テクスチャ マッピング、フォギング、アルファテストや深度テストなどのフラグメントごとのすべての操作など、ポイント、ライン、またはポリゴンによって生成されたかのように扱われます。
ビットマップが描画されると、現在のラスター位置の x 座標と y 座標が xmove および ymove によってオフセットされます。 現在のラスター位置の z 座標、または現在のラスターの色、インデックス、テクスチャ座標は変更されません。
次の関数は 、glBitmap 関数に関連する情報を取得します。
引数GL_CURRENT_RASTER_POSITIONを含む glGet
引数GL_CURRENT_RASTER_COLORを含む glGet
引数GL_CURRENT_RASTER_INDEXを含む glGet
引数GL_CURRENT_RASTER_TEXTURE_COORDSを含む glGet
引数GL_CURRENT_RASTER_POSITION_VALIDを含む glGet
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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ライブラリ |
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[DLL] |
|