glViewport 関数

glViewport 関数はビューポートを設定します。

構文

void WINAPI glViewport(
   GLint   x,
   GLint   y,
   GLsizei width,
   GLsizei height
);

パラメーター

x

ビューポートの四角形の左下隅 (ピクセル単位)。 既定値は (0,0) です。

y

ビューポートの四角形の左下隅 (ピクセル単位)。 既定値は (0,0) です。

width

ビューポートの幅。 OpenGL コンテキストが最初にウィンドウにアタッチされると、 高さが そのウィンドウの寸法に設定されます。

height

ビューポートの高さ。 OpenGL コンテキストが最初にウィンドウにアタッチされると、 高さが そのウィンドウの寸法に設定されます。

戻り値

この関数は値を返しません。

エラー コード

glGetError 関数では、次のエラー コードを取得できます。

名前 意味
GL_INVALID_VALUE
または高さが負の値でした。
GL_INVALID_OPERATION
glBegin の呼び出しと glEnd の対応する呼び出しの間に関数が呼び出されました。

解説

glViewport 関数は、正規化されたデバイス座標からウィンドウ座標への xy のアフィン変換を指定します。 (xndynd ) を正規化されたデバイス座標にしましょう。 ウィンドウ座標 (xwyw ) は、次のように計算されます。

ウィンドウ座標の計算を示す数式。

ビューポートの幅と高さは、実装に依存する範囲にサイレント クランプされます。 この範囲は、引数GL_MAX_VIEWPORT_DIMSを使用して glGet を 呼び出すことによって照会されます。

次の関数は 、glViewport に関連する情報を取得します。

引数GL_VIEWPORTを含む glGet

引数GL_MAX_VIEWPORT_DIMSを含む glGet

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Gl.h
ライブラリ
Opengl32.lib
[DLL]
Opengl32.dll

関連項目

glBegin

glDepthRange