ルーティングとリモート アクセス サービスのアーキテクチャ

次の図は、Windows 2000 ルーターの一般的なアーキテクチャ ビューを示しています。

IP プロトコル ファミリに固有のコンポーネントは、薄い灰色で表示されます。 IPX プロトコル ファミリに固有のコンポーネントは、濃い灰色で表示されます。 すべてのプロトコル ファミリに一般的なコンポーネントは、シェーディング解除されます。

ルーティングおよびリモート アクセス サービスには、サービスを管理および構成するための API が用意されています。 これらの API には、IP と IPX の両方の SNMP エージェントが含まれます。

RRAS には、IP と IPX の両方のルーティング プロトコルが含まれています。 IP の場合、RRAS はルーティング情報プロトコル (RIP) と Open Shortest Path First (OSPF) ルーティング プロトコルを提供します。 IPX の場合、RRAS は IPX RIP およびサービス アドバタイズ プロトコル (SAP) を提供します。

RRAS では、IP と IPX の両方に 1 つのルーティング テーブル マネージャー (RTM) が使用されます。 ただし、各プロトコル ファミリには独自のルーター マネージャーがあります。 RRAS には、マルチキャスト グループを管理するための個別のコンポーネントもあります。

一部のルートで使用される PPP インターフェイスを管理するために、PPP および TAPI サービスを使用するダイナミック インターフェイス マネージャー (DIM) インターフェイス。

Windows 2000 ルーターの一般的なアーキテクチャ ビュー