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ISearchItem::GetParentFolder メソッド

URL が実際のシェル データ ソース (シェル名前空間拡張とも呼ばれます) を表す場合は、 ISearchItem オブジェクトを取得します。

構文

HRESULT GetParentFolder(
  [out] ppShellFolder **IShellFolder,
  [out] ppidl         *LPITEMIDLIST
);

パラメーター

IShellFolder [out]

種類: ppShellFolder**

戻り時には、現在の URL を含むフォルダーへのポインターのアドレスが格納されます。 IShellFolder インターフェイス は、すべてのシェル名前空間フォルダー オブジェクトによって公開され、そのメソッドを使用してフォルダーを管理します。

LPITEMIDLIST [out]

種類: ppidl*

戻り時には、親フォルダーを識別する項目識別子リスト (PIDL) へのポインターのアドレスが含まれます。 LPITEMIDLIST パラメーターは、名前空間階層内の親フォルダーの下の任意のレベルのオブジェクトを参照できます。したがって、親フォルダーを基準とする pidl へのマルチレベル ポインターを指定できます。

戻り値

型: HRESULT

このメソッドが成功すると、 S_OKが返されます。 それ以外の場合は、 HRESULT エラー コードが返されます。

解説

ISearchItem::GetParentFolder メソッドは Windows XP および Windows Server 2003 でのみサポートされているため、使用しないでください。

Windows XP または Windows Server 2003 を実行しているコンピューターでサード パーティ製のプロトコル ハンドラーを使用して添付ファイルをプレビューするには、 ISearchItem インターフェイスと、 IItemPreviewerExtIItemPropertyBagISearchProtocolUI インターフェイス、 LINKINFO 構造体、 および LINKTYPE 列挙体を使用することが必要な場合があります。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
WINDOWS XP と SP2 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
再頒布可能パッケージ
Windows デスクトップ検索 (WDS) 3.0

関連項目

ISearchItem