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IByteBuffer::SetSize メソッド

[ SetSize メソッドは、[要件] セクションで指定されたオペレーティング システムで使用できます。 Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) 以降、Windows Vista、Windows Server 2008、およびそれ以降のバージョンのオペレーティング システムでは使用できません。 IStream インターフェイスも同様の機能を提供します。

SetSize メソッドは、ストリーム オブジェクトのサイズを変更します。

構文

HRESULT SetSize(
  [in] LONG libNewSize
);

パラメーター

libNewSize [in]

ストリームの新しいサイズ (バイト数)

戻り値

戻り値は HRESULT です。 S_OK の値は、呼び出しが成功したことを示します。

解説

IByteBuffer::SetSize メソッドは、ストリーム オブジェクトのサイズを変更します。 ストリームの領域を事前に割り当てるには、このメソッドを呼び出します。 libNewSize パラメーターが現在のストリーム サイズより大きい場合、ストリームは、介在する領域に未定義の値のバイトを埋めることで、指定されたサイズに拡張されます。 シーク ポインターが現在のストリームの末尾を超える場合、この操作は IByteBuffer::Write メソッドに似ています。

libNewSize パラメーターが現在のストリームより小さい場合、ストリームは指定されたサイズに切り捨てられます。

シーク ポインターは、ストリーム サイズの変更の影響を受けません。

IByteBuffer::SetSize を呼び出すことは、連続する領域の大きなチャンクを取得する効果的な方法です。

次の例は、バッファー サイズの設定を示しています。

LONG     lNewSize = 256;
HRESULT  hr;

// Change the buffer size.
hr = pIByteBuff->SetSize(lNewSize);
if (FAILED(hr))
  printf("Failed IByteBuffer::SetSize\n");

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows XP [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
クライアント サポートの終了
Windows XP
サーバー サポートの終了
Windows Server 2003
Header
Scardssp.h
タイプ ライブラリ
Scardssp.tlb
[DLL]
Scardssp.dll
IID
IID_IByteBufferは E126F8FE-A7AF-11D0-B88A-00C04FD424B9 として定義されています