スマート カード インターフェイス
スマート カード インターフェイスは、スマート カード内で使用可能な定義済みのサービス セット、サービスを呼び出すために必要なプロトコル、およびサービスのコンテキストに関する前提条件で構成されます。
スマート カードに関しては、"インターフェイス" という用語は COM での使用方法に似ています。これは、概念的には ISO 7816/5 アプリケーション識別子と似ていますが、スコープは異なります。
各スマート カード インターフェイスは GUID によって識別されます。 たとえば、所有者にバイオリズム情報を提供するインターフェイスを定義できます。 特定のスマート カードがこのサービスをサポートしている場合は、そのインターフェイス GUID をサポートするように要求できます。 アプリケーションは、インターフェイス GUID を使用して、特定のインターフェイス セットを検索し、そのセットをサポートするカードを検索してタスクを完了できます。
インターフェイスには 1 つの GUID がありますが、異なるカードで異なる方法で実装される場合があります。 たとえば、上記の biorhythm インターフェイスにはいくつかの異なる実装を含めることができますが、すべて同じ GUID を使用して参照されます。 実装が異なっても、アプリケーションとスマート カードの間の相互作用は変わるわけではありません。ただし、インターフェイスの実装によっては、サービス プロバイダーとスマート カード間の相互作用が異なる場合があります。
スマート カードでサポートされるインターフェイスのセットは、スマート カードの導入時に定義されます (「システムへのスマート カードの導入」を参照)。