SSPI モデル

セキュリティ サポート プロバイダー インターフェイス (SSPI) を使用すると、アプリケーションは、セキュリティ システムへのインターフェイスを変更することなく、コンピューターまたはネットワークで使用できるさまざまなセキュリティ モデルを使用できます。 SSPI はログオン 資格情報を 確立しません。これは通常、オペレーティング システムによって処理される特権操作であるためです。

セキュリティ サポート プロバイダー (SSP) は、1 つ以上のセキュリティ パッケージをアプリケーションで使用できるようにすることで SSPI を実装するダイナミック リンク ライブラリ (DLL) に含まれています。 各セキュリティ パッケージは、アプリケーションの SSPI 関数呼び出しと実際のセキュリティ モデルの関数との間のマッピングを提供します。 セキュリティ パッケージでは、Kerberos 認証や LAN Manager などのセキュリティ プロトコルがサポートされています。

SSPI インターフェイスは、カーネル モードとユーザー モードで使用できます。 カーネル モードで SSPI 機能を使用するには、Windows インストール可能ファイル システム DDK をインストールする必要があります。 呼び出し元のモデルは変わりませんが、カーネル モードに関する考慮事項は関数参照ページに記載されています。 詳細については、「 SSPI 関数」を参照してください。