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SIGNER_PROVIDER_INFO構造体

SIGNER_PROVIDER_INFO構造体は、デジタル署名の作成に使用される暗号化サービス プロバイダー (CSP) と秘密キー情報を指定します。

Note

この構造体は、どのヘッダー ファイルにも定義されていません。 この構造を使用するには、このトピックに示すように自分で定義する必要があります。

 

構文

typedef struct _SIGNER_PROVIDER_INFO {
  DWORD   cbSize;
  LPCWSTR pwszProviderName;
  DWORD   dwProviderType;
  DWORD   dwKeySpec;
  DWORD   dwPvkChoice;
  union {
    LPWSTR pwszPvkFileName;
    LPWSTR pwszKeyContainer;
  };
} SIGNER_PROVIDER_INFO, *PSIGNER_PROVIDER_INFO;

メンバー

cbSize

構造体のサイズ (バイト単位)。

pwszProviderName

デジタル署名の作成に使用される CSP の名前。 このメンバーの値が NULL の場合は、既定のプロバイダーが使用されます。

dwProviderType

pwszProviderName メンバーによって指定された CSP の型。

dwKeySpec

キーの仕様。 このメンバーが 0 に設定されている場合は、 pwszPvkFileName または pwszKeyContainer メンバーの キー指定が使用されます。 pwszKeyContainer メンバーに複数のキー指定がある場合は、AT_SIGNATUREが使用されます。 失敗した場合は、 AT_KEYEXCHANGE が使用されます。

dwPvkChoice

秘密キー情報の種類を指定します。 このメンバーには、次の値の 1 つ以上を指定できます。

説明
PVK_TYPE_FILE_NAME
1 (0x1)
秘密キー情報はファイル名です。
PVK_TYPE_KEYCONTAINER
2 (0x2)
秘密キー情報はキー コンテナーです。

 

pwszPvkFileName

秘密キー情報を含むファイルの名前。

pwszKeyContainer

秘密キー情報を含むキー コンテナーの名前。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows XP [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]

関連項目

SignerSign

SignerSignEx