次の方法で共有


SNMP 管理情報ベース (MIB)

管理情報ベース (MIB) は、管理対象オブジェクトのセットを記述します。 SNMP 管理コンソール アプリケーションは、SNMP サービスに MIB をサポートする拡張エージェント DLL がある場合、特定のコンピューター上のオブジェクトを操作できます。

MIB 内の各マネージド オブジェクトには、一意の識別子があります。 識別子には、オブジェクトの型 (カウンター、文字列、ゲージ、アドレスなど)、オブジェクトのアクセス レベル (読み取りまたは読み取り/書き込みなど)、サイズ制限、範囲情報が含まれます。

次の表に、システムに付属する MIB の一部の一覧を示します。 これらは、%systemroot%\system32 ディレクトリに SNMP サービスと共にインストールされます。 MIB の完全な一覧については、Windows リソース キットを参照してください。

MIB 説明
Dhcp。Mib リモート ホストと DHCP サーバー間のネットワーク トラフィックを監視するためのオブジェクトの種類を含む Microsoft 定義の MIB
HOSTMIB。Mib ホスト リソースを監視および管理するためのオブジェクトの種類が含まれています
LMMIB2。Mib ワークステーションとサーバー サービスについて説明します
MIB_II.MIB 管理情報ベース (MIB-II) が含まれており、TCP/IP ベースのインターネットを管理するためのシンプルで実行可能なアーキテクチャとシステムを提供します
Wins。Mib Windows インターネット ネーム サービス (WINS) 用の Microsoft が定義した MIB

 

Windows NT: 通常、特定の MIB をサポートする SNMP 拡張エージェントから MIB をコピーできます。 Windows NT 4.0 Resource Kit では、いくつかの追加の MIB を使用できます。

MIB-II、LAN Manager MIB-II、およびホスト リソース MIB の拡張エージェント DLL は、SNMP サービスと共にインストールされます。 他の MIB の拡張エージェント DLL は、それぞれのサービスがインストールされるときにインストールされます。 サービスの起動時に、SNMP サービスはレジストリに一覧表示されているすべての拡張エージェント DLL を読み込みます。

ユーザーは、追加の MIB を実装する他の拡張エージェント DLL を追加できます。 これを行うには、SNMP サービスの下に新しい DLL のレジストリ エントリを追加する必要があります。 また、SNMP 管理コンソール アプリケーションに新しい MIB を登録する必要もあります。 詳細については、管理コンソール アプリケーションに含まれているドキュメントを参照してください。

詳細については、「 MIB 名前ツリー」を参照してください。