レジストリの構造
レジストリは、Windows の操作に不可欠なデータと、Windows 上で実行されるアプリケーションとサービスを含む階層データベースです。 データはツリー形式で構成されます。 ツリー内の各ノードは キーと呼ばれます。 各キーには、値と呼ばれるサブキーとデータ エントリの両方を含めることができます。 場合によっては、キーの存在は、アプリケーションが必要とするすべてのデータです。それ以外の場合は、アプリケーションがキーを開き、キーに関連付けられている値を使用します。 キーには任意の数の値を指定でき、値は任意の形式にすることができます。 詳細については、「 レジストリ値の型 」と 「レジストリ要素のサイズ制限」を参照してください。
各キーには、1 つ以上の印刷可能な文字で構成される名前があります。 キー名では大文字と小文字は区別されません。 キー名に円記号 (\) を含めることはできませんが、その他の印刷可能な文字を使用できます。 値の名前とデータには円記号を含めることができます。
各サブキーの名前は、階層内のそのすぐ上にあるキーに関して一意です。 キー名は他の言語にローカライズされませんが、値はである可能性があります。
次の図は、レジストリ エディターで表示されるレジストリ キー構造の例です。
[ マイ コンピューター ] の下の各ツリーがキーです。 HKEY_LOCAL_MACHINE キーには、HARDWARE、SAM、SECURITY、SOFTWARE、SYSTEM のサブキーがあります。 これらの各キーには、サブキーがあります。 たとえば、 HARDWARE キーには、サブキー DESCRIPTION、 DEVICEMAP、 RESOURCEMAP があります。 DEVICEMAP キーには、 VIDEO を含む複数のサブキーがあります。
各値は、値名とそれに関連付けられているデータ (存在する場合) で構成されます。 MaxObjectNumber と VgaCompatible は、 VIDEO サブキーの下にデータを含む値です。
レジストリ ツリーの深いレベルは 512 です。 1 つのレジストリ API 呼び出しを使用して、一度に最大 32 レベルを作成できます。
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