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スタイラス入力へのアクセスと操作

タブレット PC には、収集中のタブレット ペン データを操作するためのテクノロジが含まれています。 RealTimeStylus クラスは、タブレット ペン データ ストリームへのアクセスを提供する StylusInput アプリケーション プログラミング インターフェイス (API) の一部です。 これらの API を使用すると、インクのレンダリングや収集とは別に、ストリームのキャプチャ、割り込み、変更を行えます。

StylusInput API は、次の目的で設計されています。

  • タブレット ペン データ ストリームへのリアルタイム アクセスを提供します。
  • UI スレッドでパケット データをキューに入れ、インク コレクションをシングル スレッドにすることで、ユーザー インターフェイス (UI) スレッドが動的インク レンダリングをブロックしないようにします。
  • InkCollector オブジェクト、InkOverlay オブジェクト、InkPicture コントロール、または InkEdit コントロールを使用してインクを収集するよりも、パフォーマンスを向上させ、スレッド全体の使用量を減らします。

StylusInput API は、 InkCollector オブジェクト、 InkOverlay オブジェクト、 InkPicture コントロール、 InkEdit コントロールを操作するようには設計されていません。

タブレット ペン データ ストリームと直接やり取りする必要がある場合、またはアプリケーションでリアルタイム の手描き入力がブロックされる場合は、 RealTimeStylus オブジェクトを使用します。 これらのオブジェクトの既定の動作で必要な動作が提供される場合は、 InkCollector オブジェクト、 InkOverlay オブジェクト、 InkPicture コントロール、または InkEdit コントロールを使用します。

このセクションの内容

次のセクションでは、StylusInput API の要素について説明します。

カスケードされた RealTimeStylus モデル

RealTimeStylus プラグイン のサンプル

RealTimeStylus Ink Collection サンプル