IInkAnalyzer::GetAnalysisHintsByName メソッド

IInkAnalyzer にアタッチされ、指定した名前を持つすべての分析ヒント IContextNode オブジェクトを取得します。

構文

HRESULT GetAnalysisHintsByName(
  [in]  BSTR          hintName,
  [out] IContextNodes **ppAnalysisHints
);

hintName [in]: 検索するヒント名。
ppAnalysisHints [out]: 指定した名前を持つ IInkAnalyzer 内の分析ヒント IContextNode オブジェクト。

戻り値の説明については、「クラスとインターフェイス - インク分析の戻り値」を参照してください。

注意事項

メモリリークを回避するには、オブジェクトを使用する必要がなくなったときに、ppAnalysisHints で IUnknown::Release を呼び出します。

このような分析ヒントノードが IInkAnalyzer にアタッチされていない場合、このメソッドは空のコレクションを返します。

分析ヒントノードは、AnalysisHint のコンテキストノードタイプを持つ IContextNode です ( 「IContextNode::GetType 」および「コンテキストノードの種類」を参照)。

ヒントにコンテキスト情報を追加するには、 IContextNode::AddPropertyData を使用し、 pPropertyDataId パラメーターを Analysis Hint Properties 定数のグローバル一意識別子 (GUID) のいずれかに設定します。

コンテキストノードで設定されているプロパティ値を見つけるには、 IContextNode::GetPropertyDataIds を使用します。プロパティの値を検索するには、 IContextNode::GetPropertyData を使用します。

要件	値
サポートされている最小のクライアント	Windows XP Tablet PC Edition [デスクトップアプリのみ]
サポートされている最小のサーバー	サポートなし
ヘッダー	IACom.h (IACom_i.c も必要)
[DLL]	IACom.dll