IMulticastControl インターフェイス
[IMulticastControl は、Windows Vista、Windows Server 2008、および以降のバージョンのオペレーティング システムでは使用できません。 RTC クライアント API も同様の機能を提供します。
IMulticastControl インターフェイスは IPConf MSP によって実装され、マルチキャスト呼び出しオブジェクトでのみ使用できます。 このインターフェイスは、H323 クライアントと SDP クライアント間で通信できるターミナルの作成と操作を可能にするメソッドを公開します。 IMulticastControl インターフェイスは、マルチキャスト ループバック モードを制御します。
MM_NO_LOOPBACK モードでは、マルチキャスト ループバックは無効になります。つまり、同じマルチキャスト グループに参加する同じマシン上の 2 つのアプリケーションが互いのパケットを取得します。 このモードは、マシン上でマルチキャスト グループに参加するアプリケーションが常に 1 つしかない場合に最適なパフォーマンスを発揮します。 MM_NO_LOOPBACK モードが既定のモードです。
MM_FULL_LOOPBACK モードは、テストにのみ適しています。 送信されるすべてのパケットもループ バックされます。 これは、デバイスが動作しているかどうかをテストするために使用できます。
MM_SELECTIVE_LOOPBACK モードは、1 台のコンピューター上の複数のアプリケーションが同じマルチキャスト グループに参加できるようにするために使用されます。 パケットはスタックからループバックされ、各 RTP セッションは不要なパケットを除外する役割を担います。
メンバー
IMulticastControl インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IMulticastControl には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IMulticastControl インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
メソッド | 説明 |
---|---|
get_LoopbackMode | マルチキャスト ループバック モードを取得します。 |
put_LoopbackMode | マルチキャスト ループバック モードを設定します。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
TAPI バージョン |
TAPI 3.0 以降が必要です |
Header |
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ライブラリ |
|
[DLL] |
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