タスク プロパティの取得の例

タスクのプロパティを取得するには、 ITaskScheduler::Activate を 呼び出してタスク オブジェクトのインターフェイスを取得し、適切な ITask メソッドを呼び出して目的のタスク プロパティを取得します。 ページの下部に一覧表示されているコード例は、さまざまなタスク プロパティを取得する方法を示しています。

ページの下部に表示されるコード例は、タスク オブジェクトに固有のプロパティを取得する方法を示しています。 タスクにも適用されるその他の 作業項目 プロパティについては、「 作業項目の取得の例」を参照してください。

注意

次のコード例では、すべてのインターフェイスは不要になった後にリリースされます。

 

文字列プロパティ (アプリケーション名、パラメーター、作業ディレクトリなど) を取得する場合は、 CoTaskMemFree を呼び出して、返される文字列に割り当てられたメモリを解放する必要があることに注意してください。

次の手順では、タスク プロパティを取得する方法について説明します。

タスク プロパティを取得するには

  1. CoInitialize を呼び出して COM ライブラリを初期化し、CoCreateInstance を呼び出してタスク スケジューラ オブジェクトを取得します。 (これらの例では、タスク スケジューラ サービスが実行されていることを前提としています)。
  2. ITaskScheduler::Activate を呼び出して、タスク オブジェクトの ITask インターフェイスを取得します。 (この例では、"テスト タスク" タスクを取得します。
  3. 目的のプロパティを取得するには、適切な ITask メソッドを呼び出します。
  4. 必要に応じて プロパティを処理します。 (これらの例では、 プロパティを画面に出力します)。
  5. 返されたプロパティが文字列の場合は、 CoTaskMemFree を呼び出して、返される文字列に割り当てられたメモリを解放します。
のコード例については、 参照先
特定のタスクに関連付けられているアプリケーションの名前を取得する C/C++ コード例: タスク アプリケーション名の取得
タスクを実行できる最大時間を取得し、その数を画面に表示する C/C++ コード例: タスクの MaxRunTime の取得
タスクの実行時に実行されるパラメーター文字列を取得し、その文字列を画面に表示する C/C++ コード例: タスク パラメーターの取得
タスクの 優先度レベル の取得 C/C++ コード例: タスクの優先度の取得
タスクの 作業ディレクトリ を取得し、作業ディレクトリへのパスを画面に表示する C/C++ コード例: タスク作業ディレクトリの取得

 

タスク スケジューラ 1.0 の例