リモート デスクトップ サービス仮想チャネルの使用
仮想チャネルを実装するには、仮想チャネルのアプリケーションのサーバー モジュールとクライアント モジュールを提供します。 サーバー モジュールには、ユーザー モード アプリケーションまたはカーネル モード ドライバーを指定できます。 クライアント モジュールは DLL である必要があります。
これらのモジュールの説明については、次のトピックを参照してください。
このセクションの内容
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仮想チャネルを使用するアプリケーションのサーバー モジュールは、リモート デスクトップ セッション ホスト (RD セッション ホスト) サーバー上のクライアント セッションで実行されているユーザー モード アプリケーションである必要があります。 サーバー アプリケーションを起動するメソッドを指定する必要があることに注意してください。
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仮想チャネル アプリケーションのクライアントは、クライアント コンピューター上のリモート デスクトップ サービスの初期化中に読み込まれる DLL です。 DLL はクライアント コンピューターに登録する必要があります。
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クライアント DLL の名前をレジストリに格納する必要があります。
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リモート コントロールの永続的な仮想チャネルは、リモート コントロールがクライアントに接続されているセッションに対して接続または切断されるときに閉じられません。 データは引き続きこのチャネルを介して送受信されます。
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動的仮想チャネル (DVC) API は、静的仮想チャネル (SVC) API と呼ばれるリモート デスクトップ サービスの既存の仮想チャネル API を拡張します。
リモート デスクトップ サービス展開で仮想チャネルのアプリケーションを有効にしている場合は、リモート デスクトップ ActiveX コントロールを使用して RD セッション ホスト サーバーにアクセスするクライアント コンピューターでもアプリケーションを使用できるようにします。 詳細については、「 仮想チャネルでのリモート デスクトップ ActiveX コントロールの使用」を参照してください。