DEP/NX 保護

Windows Vista の Windows インターネット エクスプローラー 7 以降、インターネット コントロール パネル項目には、オンライン攻撃の軽減に役立つ [メモリ保護を有効にする] オプションが含まれています。 このオプションは、 データ実行防止 (DEP) または 実行なし (NX) とも呼ばれます。 このオプションを有効にすると、プロセッサと連携して、非実行可能とマークされたメモリからコード実行をブロックすることでバッファー オーバーフロー攻撃を防ぐことができます。

Windows Vista の Windows インターネット エクスプローラー 8 Service Pack 1 (SP1) オペレーティング システム以降のバージョンでは、このオプションは既定で有効になっています。 DEP/NX では、すべてのメモリベースの脆弱性から保護されるわけではありません。 ただし、アドレス空間レイアウトランダム化 (ASLR) などの他のテクノロジと組み合わせると、Windows インターネット エクスプローラーと、読み込まれるアドオンの一般的なバッファー オーバーフローの脆弱性を防ぐことができます。 この保護を提供するために追加のユーザー操作は必要ありません。また、新しいプロンプトは導入されません。

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