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付録 B: 標準ダイアログ マネージャーのサポート

Microsoft Active Accessibility では、標準ダイアログ マネージャー (SDM) ダイアログ ボックス コントロールが完全にサポートされます。 SDM は、Macintosh オペレーティング システムと Microsoft Windows オペレーティング システムの違いから一定の独立性を Microsoft アプリケーションに提供する Microsoft の内部コード ライブラリです。 SDM は、主に Microsoft Excel および Microsoft Wordのダイアログ ボックスに使用されます。

SDM は、ダイアログ ボックスの非標準の実装を使用するため、アクセシビリティ支援の問題を提示します。 たとえば、SDM ダイアログ ボックス ボタンでは、標準のユーザー インターフェイス要素と同じ方法でウィンドウ ハンドルが使用されません。 ウィンドウの一覧に含まれていないボタンとボタンにメッセージを送信することはできません。 SDM を使用するアプリケーションは、プライベート インターフェイスを介してコントロールと通信します。

次の図は、Wordのサンプル ダイアログ ボックスを示しています。 タブ コントロールを使用する通常の Windows ダイアログ ボックスのように見えますが、実際には SDM ダイアログ ボックスです。

[表示] タブが選択されている [オプション] ダイアログ ボックスのスクリーン ショット