VBR ストリームの構成

可変ビット レート (VBR) エンコードを使用して、ローカル ファイルまたはダウンロードと再生用に高品質のストリームを生成できます。 VBR には、品質ベース (1 パス)、制約なし (2 パス)、制約付き (2 パス) の 3 つのオプションがあります。 VBR エンコードの種類の詳細については、「 可変ビット レート (VBR) エンコード」を参照してください。

プロファイルで VBR エンコードを構成するには、 IWMPropertyVault インターフェイスでプロパティを設定します。 次の表では、VBR エンコードの構成に使用されるプロパティについて説明します。

プロパティ 説明
g_wszVBREnabled ブール値。 VBR エンコードを使用するには、True に設定します。
g_wszVBRQuality DWORD 値。 品質ベースの VBR エンコードの場合は、必要な品質レベル (1 から 100) に設定します。
g_wszVBRBitrateMax DWORD 値。 制約付き VBR エンコードの最大ビット レート (1 秒あたりのビット数) に設定します。
g_wszVBRBufferWindowMax DWORD 値。 制約付き VBR エンコードの最大バッファー ウィンドウ (ミリ秒単位) に設定します。

 

次のセクションでは、さまざまな種類の可変ビット レート エンコードを使用する方法について説明します。

セクション 説明
VBR Quality-Based構成するには 静的品質レベルに基づいて可変ビット レート エンコードを使用する方法について説明します。
制約のない VBR を構成するには 明示的なピーク値を使用せずに、ターゲット平均ビット レートに基づいて可変ビット レート エンコードを使用する方法について説明します。
制約付き VBR を構成するには ターゲット平均ビット レートと明示的なピーク値に基づいて可変ビット レート エンコードを使用する方法について説明します。

 

ストリームの構成