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pragma classflags

プリプロセッサ コマンドは pragma classflags 、指定されたフラグに応じて、WMI がクラスを作成または更新する方法を制御します。

このコマンドの構文を次に示します。

#pragma classflags ("[flag1], [flag2]")

"[フラグ]" は、次の引数のうちの 1 つ以上を使用する必要があります。 互いに矛盾しないフラグを組み合わせることができます。

フラグ 説明
createonly MOF ファイルで指定されたクラスが WMI に既に存在する場合は、既存のクラスを変更しないようにコンパイラに指示し、コンパイルを終了します。
forceupdate 競合する子クラスが存在する場合に、強制的にクラスを更新します。 たとえば、ユーザーが子クラスにクラス修飾子を定義し、基底クラスで同じ修飾子の追加が試みられた場合、このフラグを使用すると、コンパイラは子クラスの競合する修飾子を削除して、この競合を解決します。 子クラスにインスタンスがある場合、更新は失敗します。
safeupdate 変更によって子クラスとの競合が発生しない場合は、子クラスが存在する場合でも、コンパイラによるクラスの更新を許可します。 たとえば、このフラグを使用すると、基底クラスへの新しいプロパティの追加が、既存の子クラスにもそのプロパティを追加する必要なしに、実行できます。
updateonly 新しいクラスを作成しないようにコンパイラに指示し、MOF ファイルで指定されたクラスが存在しない場合はコンパイルを終了します。

次の例では、 フラグと forceupdate フラグを指定してこのコマンドを使用する方法をupdateonly示します。

#pragma classflags ("updateonly", "forceupdate")

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008

関連項目