オーディオ DSP プラグインの実装

[このページWindows メディア プレーヤー SDK に関連付けられている機能は、レガシ機能です。 MediaPlayer に置き換わりました。 MediaPlayer は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能な場合は SDK ではなく MediaPlayerWindows メディア プレーヤー使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、従来の API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き直すよう提案しています。]

オーディオを処理するWindows メディア プレーヤー DSP プラグインを作成するには、DoProcessOutput という名前の関数のサンプル コードを変更する必要があります。 DoProcessOutput は、IMediaObject::P rocessOutput Windows メディア プレーヤー正常に呼び出されるたびに呼び出されます。 DSPプラグインが生成することを意図した可聴結果を生成するデジタル信号処理タスクを実行する機能です。

オーディオ ストリームの処理は、時間指定イベントの処理に似ています。 DoProcessOutput は、特定の間隔で繰り返し呼び出されます。 コードを実行するたびに、特定のバイト数のデータを処理する必要があります。 DoProcessOutput には、次のパラメーターが含まれています。

パラメーター 説明
pbOutputData これは、DoProcessOutput の実装で処理されたデータをコピーする必要があるバッファーへの BYTE ポインターです。
pbInputData これは、処理するデータを含むバッファーへの定数 BYTE ポインターです。
cbBytesToProcess これは、処理する入力バッファー内のバイト数のカウントを含む DWORD 値です。

 

次のセクションでは、Windows メディア プレーヤー プラグイン ウィザードによって生成されたコードを変更して、独自のオーディオ DSP プラグインを作成する方法について詳しく説明します。

DSP プラグインについて