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Skype for Business Online - UDP ポートが追加されます

Japan Lync/Skype Support チームです。

Skype for Business Online で利用するポート範囲が追加されます。
2016 年 4 月 30 日にアナウンスされ、6 月 1 日より順次オンライン サービス側で展開される予定となります。
追加されるポートの開放は必須ではありませんが、UDP 3478 と同様に開放することが推奨となります。

[公開情報] Office 365 URLs and IP address ranges Office 365 URL および IP アドレス範囲

用途 ソース | 資格情報 接続元ポート 接続先 接続先ポート
6   必須:   オーディオ クライアント コンピューターログオンしているユーザー TCP/UDP 50,000 ~ 50,019 *.lync.com TCP 443、UDP 3478、3479、3480、および 3481
7   必須:   ビデオ クライアント コンピューターログオンしているユーザー TCP/UDP 50,020 ~ 50,039 *.lync.com TCP 443、UDP 3478、3479、3480、および 3481
8   必須:   デスクトップの共有 クライアント コンピューターログオンしているユーザー TCP/UDP 50,040 ~ 50,059 *.lync.com TCP 443、UDP 3478、3479、3480、および 3481

__ RSSI
Skype for Business Online
2016年4月30日 0:52
Note: Effective 6/1/2016 - Adding UDP 3479, 3480, & 3481 to rows 6, 7, & 8 of the Skype for Business online section.
These additional ports will be required to accommodate improvements to Audio, Video, and Desktop sharing.

[Q & A]
Q. 追加となるポートはどれですか?
A. UDP の 3479 から 3481 までの 3 ポートが、UDP 3478 と同様の扱いにより追加されます。

Q. 追加されるポートはどの様な用途に使われますか?
A. 音声やビデオ、デスクトップ・アプリケーション共有で UDP 3478 と同様にメディアストリームの接続に使われます。

Q. なぜポートが増やされるのですか?
A. オンラインサービスの拡張に伴い、メディアストリームの安定的な接続と品質の確保を目的として追加実装されます。

Q. 地域やテナントによる違いはありますか?
A. ご利用の地域やテナントによる差異はなく、6 月 1 日以降順次展開されてゆくことになります。

Q. ファイア ウォールでポートを開放しなくても大丈夫ですか?
A. UDP 3478 ~ 3481 や TCP/UDP 5xxxx が開放されていなくとも、TCP 443 にフォールバックして接続可能です。

Q. 追加されるポートを開放することで何かメリットが得られますか?
A. オーバーヘッドの少ない UDP による接続が可能となり、通信品質が向上する場合があります。
__その他、メディアストリームが Proxy Server を経由しないため、同様に品質向上や負荷軽減に有効です。
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マイクロソフトとしては掲載されているポートを開放いただくことを推奨いたしております。
以下のメディアポートに関する記事をご参照いただき、要件にあわせてファイアウォール等におけるポート開放をご検討ください。

Skype for Business Online – メディアポートの解説・その1
Skype for Business Online – メディアポートの解説・その2 Skype for Business Online – メディアポートの解説・その3

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本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

追記: TCP/UDP 50000-59999 の記述がなくなりましたので削除いたしました。 (2018/12/10)