Surface Pro 3 が実現する驚異的な「ラッパビリティ」
(この記事は 2014 年 6 月 30 日に Surface Blog に投稿された記事 The Formidable Lapability of Surface Pro 3 の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
「膝の上」とは一般的に太ももの前面の部分を指し、作業中に机やテーブルが手近にない場合には、代わりに膝の上に物を置いてその場をしのぐことができます。また、膝の上に子供を座らせたり、シートベルトを締めたり、仕事をしたりすることもあるでしょう。「ラッパビリティ」とは、マイクロソフトの造語で、膝の上 (ラップ) に載せた状態での道具の使いやすさを表します。社内でも好んで使用していますが、一般にも広まりつつあるようです。Surface Pro 3 はまさに、ラッパビリティに優れたデバイスです。
Surface Pro 3 を初めて手に取ったとき、まず膝の上に載せてみるという方も多数いらっしゃいます。普段ノート PC を使用しているときと同じ状態で使用できるかどうかを確認するためです。このとき、ほとんどの方が、いすに腰かけて両足を床に付けた姿勢で Surface Pro 3 の使い心地を試しています。この姿勢だと物を置ける面積が最も大きくなり安定感もあるので、無理もないことでしょう。
しかし、これでは Surface Pro 3 の柔軟性を実感することはできません。Surface Pro 3 は実にさまざまな姿勢で膝に載せて使用できます。両足を床に付けて座るのも良いですが、スポーツを観戦しながらコーヒー テーブルに両足を上げていることもあるでしょう。あるいは、いすに腰かけていなかったり、個性的な形状のいすに座っていたり、足を組んでいたりと、人間の体は柔軟に動きますし、作業スタイルも多種多様です。そのため、Surface Pro 3 は、さまざまな姿勢で膝に載せて使用できるように設計されています。
デバイスのあらゆる側面に細心の注意を払うことで、Surface Pro 3 はさまざまなシーンで膝に載せて効率的に使用できるデバイスになりました。その中でも特に注目すべき 3 つのポイントをご紹介します。
キックスタンド
Surface Pro 3 のキックスタンドは、ヒンジを備えており、連続的に 150° までの間で好きな角度に調節することができます。このため、テーブルや机の高さに合わせてデバイスを立てる角度を自由に変えられることはもちろんですが、膝の上でも使いやすいように調整できます。膝を平らにしているときは比較的小さい角度で立たせるようにすると良いですが、ソファに腰かけて両足をコーヒー テーブルに載せているときは、大きく広げた角度で寝かせるようにすると便利です。簡単に調節して、状況に応じた最適な角度を見つけることができます。筆者は、片方の足首をもう片足の膝に乗せた姿勢で使用するので、キックスタンドを大きく広げて上の脚に載せています。
Surface Pro タイプカバー
新しい Surface Pro タイプ カバーでは、従来のタイプ カバーと同様に優れた操作性が提供されるだけでなく、バックライトが追加され、タッチパッドはサイズが大きくなり摩擦も軽減されています。また、今までどおり、画面の保護カバーとしても機能します。さらに、マグネット式の接続で Surface Pro 3 の下部全体にしっかりと固定できるため、机の上や膝の上に置くなど、どのように使用しても、抜群の安定感を誇ります。
軽さとバランス
Surface Pro 3 は薄型で軽量です。しかし、膝の上で使用するには、バランスが重要になります。従来のノート PC では、キーボードより下のマシンのベース部分に重心があるため高い安定性が得られていましたが、タブレットの重心は画面の後方部分に分散しています。デバイス自体が重すぎたり、デバイスの上部が重かったりすると自然と傾きやすくなり、膝の上でうまく使用することができません。Surface Pro 3 の場合、非常に高度なコンピューティング能力が、重さわずか 800 g、薄さ 9.1 mm のタブレットに詰め込まれており、しっくりと手になじむデザインとノート PC の代わりとして使用できる性能とを両立した設計となっています。
オンライン ストアにアクセスするか、認定リセラーにお問い合わせいただき、新しい Surface Pro 3 の機能をお確かめください。その際には、皆様が普段どのような場所でどのようにノート PC を使用しているかを思い浮かべて、Surface Pro 3 も同じように使用してみることをお勧めします。