Ignite 2016 まとめ(歩き方編)
前回のポストでは、Ignite 2016 の General Session (内容には敢えて触れていない)と Expo についてご紹介させていただきました。
ご紹介させていただいてからふと気づいたんですが、ほぼすべての Breakout Session の動画やセッション資料がWeb で公開されているのでセッション内容をご紹介させていただくより、現地に行かなければわからない現地の雰囲気や様子について書き連ねていきたいと思います。
海外のカンファレンスの参加経験のある方はご存知ですが、カンファレンス会場は空調が低めに設定されています。9月末のAtlantaは日中は半袖で出歩けるレベルの暖かさで、早朝や夜間でも薄手の上着で事足りるレベルです。
ですが、カンファレンス会場は極寒です。私は、スウェット地のパーカーと薄手のダウンジャケットを持っていましたが、ダウンジャケット着用率のほうが圧倒的に多く、パーカーはひざ掛け替わりに使っていました。
そんな極寒の地であるカンファレンス会場でしたが、今回は会場の途中に中庭のようなエリアがあり、冷えたからだを日光浴で休めたり、テクノロジの詰め込みでオーバーヒートしそうになった頭脳を休めるための工夫が各所にありました。
例えば、写真撮影にぴったりな Microsoft ロゴが置いてあったり
Miho Yamamotoさん(@mihochannel)が投稿した写真 - 2016 9月 29 2:31午後 PDT
怪しげな栄養ドリンクベースのシェイク(ベースとなる栄養ドリンクが選択でき、そこにフルーツとフルーツジュースを加えるというもの)やミルクシェイクを提供していたり
アイスクリームを水で薄めて拡販したミルクシェイクを配布していたり。
大きなチェスやジェンガ(2日目以降撤去されていました)が提供されていて、地元のバンドの演奏をBGMにして気分転換することができます。
カンファレンスの目玉のひとつに、Hands on Labs があります。
私の持論なのですが、ハンズオンは「受講したいセッションがない時間」に実施することが多いです。コンテンツもインターネット経由で利用可能なので、セッションを優先して後で気になるハンズオンだけ受講するというやり方をしています。やりたいハンズオンがすべて終わらず、今でも夜な夜なやってます。。。
ハンズオンは、検証環境を気軽に準備できない人向けの検証環境としても活用可能です。
Ignite では、イベント期間が終わってからもオンデマンドで利用可能なので、テキストそっちのけで自分が確認したい機能の検証をしたりしています。
テキストに沿って手を動かすだけだと理解しづらいと私は思っているので、そういう人にとってはこの自分色に染めてやる的な利用方法はぴったりだと思います。
Miho Yamamotoさん(@mihochannel)が投稿した写真 - 2016 9月 26 7:59午前 PDT
気分転換にはもひとつ、シアターセッションを受講するというのもかなりいい方法でした。
人をダメにしそうなソファでむしろダメにならずにセッションの洪水に身を浸すというのもまたよし。
EXPO会場内に7つあるシアターで、スピーカーとの距離が近く臨場感あふれるセッションを受講するもよしです。
そんな Ignite にみなさん行きたくなりました?
そんなあなたにピッタリなイベントがあります。その名もMicrosoft Tech Summit。Ignite で発信された技術情報を今度はお台場で 、日本の技術者のみなさま向けにアレンジして発信します。
ハンズオンは Ignite のようにクラウドベースではありませんが、Microsoft Tech Summit でも実施予定です。
また、Ignite で私が惚れこんだ小さな巨人こと Nanoman もどうやら日本でもデビューできそうな気配で調整が進んでいます。
どんな形でのデビューになるかは、ぜひ会場にいらしてその目で確認をお願いします。
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