Windows Server 2016 TP4 で必ず失敗するServicesの謎
小学生の夏休みのような報告ですが、物理サーバーで対面コンソールでのインストールをしてみました。(ドヤ顔
仮想かクラウドしかここ数年戯れていなかった私にしてはかなりハードルが高かった出来事です。
さておき、Windows Server 2016 TP4(以下TP44と略します。長いもの。)のインストールイメージは install.wim が4GB以上あるため、NTFSで作成したインストールメディアで実施しました。
ここで結構苦労したのですが、UEFIブートを使用せずに、FAT32のメディアを使いインストールイメージを複数に分割する方法はありますが(端的に書くと install.wim 以外のファイルを全部コピーし、install.wim ファイルをdsim コマンドで分割する 形でスパンメディアを作成する)メディアが複数にまたがるのも少し難儀なので、一番楽なのはNTFSでメディア作成することだと思います。
NTFS で作成したインストールメディアを使用する場合、あらかじめUEFIでブートするようにBIOSを設定しておく必要があります。
もちろん、リモートのコンソール(サーバーベンダー各社が出していらっしゃるようなものです。)からインストールする場合や仮想サーバやクラウドベンダ(Nested対応)のコンソールを使用する場合には、これらのインストールメディアについていろいろ考えることは必要ありません。
前置きが長くなりましたが、本題です。
私の環境では、TP4を起動すると必ずServiceが1件停止しています。(4台の物理サーバーで同様な現象に遭遇したので、ネットワーク環境依存の問題っぽいです。)
停止しているサービスをよく見ると、下記のステータスになっています。
Display Name | Downloaded Maps Manager |
Service Name | Maps Broker |
Status | Stopped |
Start Type | Automatic (Delayed Start) |
Maps Brokerってなんだっけっていうのを調べたところ、コミュニティでWindows 10で類似現象のスレッドを見つけました。
Windows 10 以降に実装されている Maps アプリのダウンロードを実行しているサービスです。
今後のリリースでどういう扱いになるのかはわかりませんが、今回のサーバー用途では地図は不要だと思うので結局無効にすることにしました。
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