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ハイブリッド クラウドをシミュレートしたテスト環境に関する新しい記事のご紹介

このポストは、3 月 11 日に投稿された New simulated hybrid cloud test environment topic の翻訳です。

先日投稿したテスト用ハイブリッド クラウド環境の新規セットアップに関するブログ記事では、シンプルなイントラネットをホストしている Hyper-V サーバーへのサイト間 VPN 接続を備えた機能的なハイブリッド クラウドの開発/テスト環境の作成方法について説明しました。ハイブリッド クラウドの実装について調査中の方は、ぜひそちらの記事をご覧ください。記事では VPN デバイスの構成手順を紹介しているため、その手順を参考に、Azure でホストしているワークロードをインターネット上の自社ロケーションと比較してテストしていただくことができます。

オリジナルのハイブリッド クラウドのテスト環境には以下の 2 つの要件がありますが、ユーザーのロールによってはこれを満たすのは難しいかもしれません。

  • オンプレミス ネットワークをシミュレートする 4 台のコンピューターをホスト可能な予備の Hyper-Vサーバー
  • 予備のパブリック IP アドレス

上記のアイテム、特にパブリック IP アドレスは枯渇気味であるため、代わりに Azure インフラストラクチャのコンポーネントのみ使用するようにしてほしいと、社内スタッフや Solutions Advisory Board (SAB) (英語) から要望がありました。

この要望を受けて、私は「ハイブリッド クラウドをシミュレートしたテスト用環境のセットアップ (英語)」という記事を公開しました。この記事では Azure Virtual Network 内にシンプルなイントラネットを作成し、2 つの Virtual Network を VNET 間接続でリンクさせています。その構成は次のとおりです。

 

オンプレミスまたは分離された Hyper-V サーバーでの動作を確認する場合はこの環境にはメリットはありませんが、Azure を試用したり、クロスプレミスの Azure Virtual Network でさまざまな IT ワークロードを実行する場合には有用です。なお、必要なのは Azure サブスクリプションだけです。

この環境は下記の手順で構築します。

  1. TestLab 仮想ネットワークを構成する
  2. TestVNET 仮想ネットワークを作成する
  3. VNet 間接続を作成する
  4. DC2 を構成する

Azure 仮想ゲートウェイの実行中は継続的にコストが発生するため、ラボ環境をシャットダウンし、必要なときに再度稼働させる方法についても記事の中で説明しています。

IT ワークロードを TestVNET 仮想ネットワークに構築する場合には、以下の記事を参照してください。

各記事のフェーズ 1 で、ハイブリッド クラウドのテスト環境 (サイト間 VPN 接続を含む) を構築する代わりに、シミュレートした環境 (VNET 間接続を含む) を構築します。また、その後のフェーズでは、TestVNET 仮想ネットワークに追加コンポーネントを構築します。

以下は、ハイブリッド クラウドをシミュレートしたテスト環境で Web ベースの LOB アプリケーションを構築した場合の例です。

 

その他の IT ワークロードをハイブリッド クラウドのテスト環境で試したい場合は、ページ下部のコメント欄までご意見をお寄せください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Joe Davies
シニア コンテンツ デベロッパー