IoT の疑問点が一挙に解決!? 満員御礼! 読者限定の特別企画あります! ? - DevWire (2016/11/28)
2016 年 11 月号 | |||
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Hot Topics | ||
IoT が熱かった・・・IoT 時代はすでに始まっていることを実感した 3 日間IoT Technology 展マイクロソフト ブース大公開 | ||
IoT 色がますます強まった Embedded Technology/IoT Technology 展 が、11 月 16 日から 3 日間開催されました。 前号では IoT Technology 展の見どころお勧めランキングを掲載させていただきましたが、ご来場された方は楽しんでいただけましたでしょうか?見逃してしまってブルーになっている方に、少しでも元気を出していただくため、スペースが許す限り、3 日間の情報をお届けいたします!あふれるばかりの観客を魅了したマイクロソフト招待講演前回ランキング 1 位でご紹介した招待講演は、会期前には満席のため登録が締め切られてしまいました。見たかったのに登録すらすることができなかった悔しい思いをした方にはせめてもの罪滅ぼしです。「変革でしか生き残れない。」衝撃的な言葉で始まった講演ですが、IoT が変革を支えるのは講演を聞くまでもありません。IoT で変わらなければいけないのはわかっているけど、どうしたらよいのかわからない。こんな疑問を抱えたかたが多くいらっしゃるからこそ、今回の講演タイトルにある「IoT の疑問点が一挙に解決」に惹かれて、大勢の方にご参加いただいたのではないかと思います。この講演では日ごろ、お客様からよく聞く 3 つの疑問、「何から始めるべき?」、「だれと組むべき?」、「IoT は儲かるのか?」に対しズバリ答えを打ち出しました。その答えは・・・DevWire 読者の方限定で、回答がわかる講演当日の資料を差し上げます!ご希望の方は以下のメール アドレスに「講演資料希望」というタイトルで、以下の情報を本文に記入して請求してください。メール アドレス: kkoedadmin\@microsoft.com(1) 会社名 (必須)(2) 部署名 (必須)(3) お名前 (必須)(4) 電話番号 (必須)(5) 資料送付のメール アドレスが、ご請求いただいたアドレスと違う場合はメール アドレス(6) IoT に関してのご質問、ご要望がありましたら、内容を記載ください毎回、満員御礼! マイクロソフト ブース内「IoT 開発体験ラボ」 今年のマイクロソフト ブースの約 3 分の 1 は、ハンズオン ルームで占められていました。そこで、開催したのが、IoT 構築イメージが習得できる 30 分の短時間ラボでした。Windows 10 IoT Core 搭載 DragonBoard 410c の IoT 評価キットを使い、センサーをつないで、データをマイクロソフトのクラウド、Azure に送り可視化するまで。数週間かかりそうな IoT 開発を 30 分でやっちゃいました。さすがにすべてのステップを詳細に。とはいきませんので、その後のフォローも万全。ラボ参加者は以下のイベントで、じっくりと開発を学ぶことができます。ラボ参加者でなくても参加可能ですので、ご興味のある方はぜひご登録をお願いいたします。ラボ機材の数に制限がありますので、満席になりしだい締め切りとさせていただきます。すぐにでも登録をしましょう!
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Microsoft Tech Summit 基調講演レポート | ||
DevWire 編集部が基調講演で気になったポイントを紹介します! この基調講演は「セキュリティ」「管理」「イノベーション」をテーマに、マイクロソフトの最新テクノロジや製品をデモや事例を交えて紹介しました。まずは「セキュリティ」。最新のセキュリティ情報として、Windows のログイン パスワードを取得しようとする攻撃を防ぐ Windows 10 のクレデンシャル ガード機能や、攻撃を受けてしまった場合に、そのマシン上で何が起こったのかを細かく確認できる「Windows Defender ATP」や Microsoft Azure 上で動作する仮想マシンのセキュリティ状態を管理できる「Azure Security Center」などを紹介。次は「管理 (運用)」です。Windows Server 2016 の機能を紹介。Windows Server をコンテナー向けに軽量化した「Nano Server」や、オンプレミス環境でも Azure と同様の操作でリソースの作成やアプリケーションの展開を行える「Azure Stack」、サーバーの状態をビジュアルで分かりやすく表示する「Operations Management Suite」などを紹介。そして「イノベーション」!開発環境について「Visual Studio Team Services」を紹介。チームでの情報共有や連絡機能、バージョン管理、テスト管理、自動ビルド、自動テスト、自動デプロイなど、開発からデプロイまでをサポートしていて、開発環境、テスト環境、本番環境に導入といった一連の流れを管理できるクラウド開発ツールです。Windows 10 の新機能として、Ink ワークスペースの付箋アプリと Cortana が連携するデモを紹介しました。付箋アプリに日付や時間をペンで書き込むと Cortana が内容を理解して、そのままリマインダーを設定することができるというものです。ちなみに現在は英語版のみの対応ですが、日本語にも対応していく予定とのことです。続いてマイクロソフトが取り組んでいる「AI の民主化」について講演されました。AI のパワーをどんな人でも、安価に使いやすい環境を目指すというものです。ちなみに、AI エージェントとして身近な Cortana は、すでに 1 億 3300 万人に利用され、120 億件の質問に回答してきたそうです。最後に「Microsoft HoloLens」についても発表がありました。既に米国では提供が始まっていますが日本でも提供することを発表しました。2016 年内には開発者、法人向けのプレオーダーを開始、価格、プレオーダーの開始日については後日発表されます。この基調講演の映像は、アーカイブで視聴する ことができます。ぜひご覧ください。 |
DevWire のバック ナンバーをご紹介 | ||
とっても役に立つ、みんな大好き DevWire のバック ナンバーです。DevWire バック ナンバー サイトはこちら | ||
【正規販売代理店情報】 | ||
東京エレクトロン デバイス株式会社 Microsoft Azure ハンズオン トレーニング (IoT 編) 12 月 16 日 (金) 名古屋アドバンテック株式会社 統合 IoT ソリューション IoT 産業の発展を促進するため、マイクロソフトとの協力のもと WISE-PaaS IoT ソフトウェア プラットフォーム サービスを開発。お客様が迅速に IoT アプリケーションを構築できるオールインワン SRP (ソリューションレディパッケージ) サービスをワンストップで提供していきます。 |
【セミナー・トレーニング情報】 | ||
多くのセミナー、トレーニングを開催しております。ぜひご活用ください。●アヴネット株式会社 トレーニング ●岡谷エレクトロニクス株式会社 セミナー/トレーニング情報 ●東京エレクトロン デバイス株式会社トレーニング セミナー・イベント ●菱洋エレクトロ株式会社 イベント・セミナー情報 |
Column | ||
一般的に IoT に適したプロトコルとは以下の要件を満たす必要があるとされています。・軽量 light weight・省電力, Low Power Consumption・低速あるいは不安定ネットワークでも稼働する limited network bandwidth・負荷分散が可能 Scaling今回は「低速あるいは不安定ネットワークでも稼働する」のうち「低速ネットワークで稼働する」という要件について考えてみます。「低速ネットワークでも稼働する」とは帯域の狭い通信回線でも稼働することを意味します。そのためには通信負担が軽量であることが求められます。通信負担が重い例として、これは相手がデータを受け取れなかったときの処理など再送の手順が手厚いプロトコルがこれにあたります。また、正味のデータを一般的にこれをペイロードとも呼びますが、このペイロードとヘッダーなどの制御に必要なデータがペアになってパケットを構成します。このヘッダーが大きなプロトコルも通信負荷を増大させます。たとえば TCP/IP の上位に構成されるプロトコルでは、ASCII 形式のデータを記述することが伝統的に行われていましたが、このことも通信負荷に影響を与えます。IoT に特化したプロトコルのいくつかはこの点においても ASCII 形式ではなくバイナリ形式のもあります。この要件は IoT において二つの意味で重要になってきます。ひとつはセンサー ノード側の立場からの議論です。またもう一方はサーバー側からの見た重要性です。まずはセンサー ノード側からの立場で考えてみましょう。インターネットの黎明期にアナログの電話回線にモデムをつないでダイヤルアップしていた時代ならともかく昨今は常時接続があたり前で回線スピードも高速になり低速ネットワークでも稼働する必然性をあまり感じなくなりました。実はこれは有線の世界だけの話なのです。最近の MVNO の普及で公衆無線網を IoT の通信回線に使う事例が増えてきています。従来のキャリアに比べて低価格な反面、帯域に制限があったり、パケット単位で課金する契約形態が多いようです。このような場合、なるべく通信量を減らすことで運用コストを大幅に削減できます。このような理由から、低速ネットワークに対応しかつ通信量の少ないプロトコルが IoT で求められるようになりました。一方サーバーサイドからの要求として通信負荷をなるべく軽減したい理由は、大量のノードからのデータを効率的に処理したいことに他なりません。一般に IoT システムでは大量のセンサー ノードが展開されるケースが多く、各センサー ノードのデータ量はわずかなものでも、サーバーサイドではかなりの通信負担となってのしかかってきます。サーバーに集中する回線負担をなるべく軽減するためにも、可能な限りデータ量の少ないプロトコルが求められるのです。 |
ほっとひと息 | ||
編集後記「小さく始めてみませんか?」DevWire 編集部 加藤 大輔 | ||
2015 年は「IoT 元年」と言われ IoT への注目が高まった年でした。2016 年は「IoT を始める年」と言われ導入を進めなければライバルとの差が開いてしまう年と言われています。皆さんはいかがですか? IoT 始めましたか? まだ始めていない方は、小さく始めてみませんか?多くの方にご来場いただいた IoT Technology 展マイクロソフト ブースでも紹介した「IoT スターターキット」や「IoT 開発キット」を活用して IoT のスタート ラインを越えてみませんか? | ||
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