Tech Summit の歩き方~ Azure 編
(10月27日:一部セッションタイトルを更新しています)
今回の歩き方は、「Tech Summit の歩き方~Azure編」です。
さて、先日「Tech Summit の歩き方~セキュリティ編」を公開しましたが、すごいスピードで進化を続けるAzureの最新情報をゲットしたいという方のために「クラウドインフラストラクチャ トラック」のトラックオーナー高添が 「Tech Summit の歩き方~Azure編」も作成しました。
セッションスケジュールにしるしをつけた 「at a glance」 とその 「解説」 から構成されています。
ぜひ、参加申込みされた方は、スケジュールビルダー (ご登録者様専用)にて、プランを立ててみて下さい。
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【Tech Summit の歩き方~Azure編】
※最新情報と異なる場合がございますので、最新のセッション情報はWEBサイトをご確認ください。
(こちらからPDFでダウンロードいただけます。)
<<<at a glance>>>
以下はDay1、Day2 それぞれのAzure関連セッションに赤い枠で印をつけたものです。
以下の各図をクリックすると拡大図で御覧いただけます。
<<<解説>>>
ご存知の通りMicrosoft Azure は、お客様からのご要望にお応えすべく日々進化を続けており、一言で語れないほど多種多様なサービス基盤となりました。どのセッションに参加するかを選ぶのが難しいテーマでもありますので、少し整理をしてみましょう。
Microsoft Azure のサービスを、いくつかのグループに分けてみます。
1: 仮想マシンや仮想ネットワークなどの基盤サービス
2: PaaSやBig Data系のサービス
3: IoT、機械学習、AI、ブロックチェーンなどのイノベーションサービス
4: 運用管理やDevOpsから連想される自動化に関するサービスと技術
5: ID 管理とセキュリティ
6 :リモートワークスペース & VDI
【1: 仮想マシンや仮想ネットワークなどの基盤サービス】
まだまだ多くの方にとって優先順位が高い IaaS は、以下のようなセッションを用意しました。今回は、クラウドの整理もかねて導入ガイドとなるセッションを 1 つ用意していますが、基本的には Azure の専門家(クラウド ソリューション アーキテクト)による実践的内容で構成しています。なんとなく IaaS を使っているというエンジニアさんは専門家がどのように Azure IaaS に向き合っているかを是非参考にしてみてください。彼らの言葉からは多くのヒントがもらえると思います。また今回は、Azure のオンプレミス版や様々な選択肢を提供してくれる仮想アプライアンスについても解説します。
CLD025|IT 部門向け Azure 導入ガイド ~ Azure 導入のためのベスト プラクティス
CLD004|パブリッククラウドのセキュリティを真正面から考える ~ Azure でのベストプラクティス ~
CLD006|Azure VNet & Express Route 最新情報
CLD015|Linuxベースでここまでできる!Linux on Azure基礎から応用まで
CLD005|デモで比較! Azure & Azure Stack
CLD010|楽をしたい人必見! Virtual Appliance on Azure で大幅工数削減しちゃう方法
【2: PaaSやBig Data系のサービス】
IaaS は大事なサービスですが、「クラウドで仮想マシンなんか使ったら負けだ」という人がいるくらい PaaS が重要な役割を担うようになりました。今回も開発者から見た Azure というプラットフォーム、そしてBig Data 系のセッションを用意しています。まずは業務システムの PaaS 対応を迅速に行うべくApp Service や Database サービスから情報収集をしていただくのもよいですし、Hadoop や HPC などの大規模分散処理系から攻めてもらうのもよいでしょう。GPU を使った HPC/CAE といったイノベーション系セッションも必見です。
APP011|LinuxのPaaSがついに登場! Azure App Service on Linux 徹底解説 (セッションタイトル変更)
DAT009|クラウドでビックデータを活用するために~高速データロードについて
DAT003|伸縮自在!.NET × Azure SQL Database で実現できる RDBMS のスケールアウト
DAT004|開発者に捧ぐ「SQL Server 2016 & Azure SQL Database」
DAT001|クラウドデータウェアハウスは本当に使えるか?Azure SQL Data Warehouse 詳細解説
DAT007|データコピー・データ連携を担う Azure Data Factory 徹底解説
CLD012|Spark on Azure - ビッグデータ分析基盤事始め
DAT011|HDInsight + Spark + R を活用した機械学習のためのスケーラブルなビッグデータ分析基盤
CLD017|N/Hシリーズリリース開始!~Azureで始めるクラウドHPC/CAE(Linux)~
【3: IoT、機械学習、AI、ブロックチェーンなどのイノベーションサービス】
会話によっては PaaS や Big Data に分類されるかもしれませんが、Tech Summit の歩き方~Microsoft Azure 編では、イノベーション系サービスを分けて紹介したいと思います。注目の Cognitive あり、機械学習あり、デプロイ王子が解説するブロックチェーンありと、皆さまのご期待にお応えするセッションを用意しています。また、IoT はある程度パターンがみえてきたので、今回はあえてセキュリティを意識したセッションにしました。
DAT013|機械学習を真に活用するために~チュートリアルで終わらないための次の一手~
APP015|あなたのアプリに AI っぽさを! ”人工知能パーツ“ Microsoft Cognitive Services アップデート
CLD022|『シン・ブロックチェーン』 大解剖SP 進化するBaaSを体感せよ!
DAT010|今日からできる!Power BI + Cortana = 業務的 AI。~その価値について~
CLD014|セキュアな IoT システムを構築するための Azure 活用ポイント
【4: 運用管理やDevOpsから連想される自動化に関するサービスと技術】
さて、IoT や Big Data でワクワクしてもらいたいという思いはありつつも、Tech Summit には企業インフラや運用に携わるエンジニアさんの参加者が多いので、今回も運用管理の最新動向や DevOps につながる自動管理系セッションを多く用意しています。最近注目されているInfrastructure as codeやログ分析はもちろんのこと、Chef 社や Puppet 社からゲストスピーカーを迎え、受け身から能動的にビジネスに貢献する部門へと変わるためのヒントも学んでいただけます。Azure Container Services のセッションを聞けば、これまでやってきた運用手順書を捨てたくなるかもしれませんね。
CLD008|Azure Automationでハイブリッド&マルチクラウド環境をまるごと自動化!
DEP003|Puppet Enterprise と PowerShell DSC の連携によるインフラの構成管理 - Infrastructure as Code で DevOps 力を高めよう (セッションタイトル変更)
DEP002|OMS Log Analytics による大量ログの分析方法の解説と実演
DEP013|はじめてのクラウドへのDR。Azure Site Recovery で DR の旅に出ましょう。
DEP014|クラウドを使ってバックアップのお悩みを解決しませんか? Azure Backup で楽々バックアップを実現しましょう。
DEP001|Infrastructure as Code ! Linuxな人から見たAzure Quickstart Templatesの活用方法
CLD018|コンテナ Go ~あなた好みのコンテナを捕まえる~
DEP012|Azure の DevOps 力!Azure Team でも採用されてるChefの力~Chef社 の Solution Architect, Matt Ray が解説!
【5: ID 管理とセキュリティ】
いろんなセッションがあることはお分かりいただけたかと思いますが、IaaS もPaaS も運用も自動化も、正しい権限管理があってこそ安心して利用することができます。Azure にはそれを担保する基盤があります。Office 365 の認証基盤でもあり、競合サービスの認証基盤にもなりうる Azure AD と周辺のサービスです。今回は認証系に加えて、情報漏洩対策や法的な視点からのクラウドの安全性についても学んでいただけるようセッションを用意しました。
SEC004|Cloud First, Mobile Firstにおける ID 管理とは?-人(Identity)からはじまるアクセス制御-
SEC008|Azure AD でクラウドの認証基盤を統合したいけど、ID の安全性はどう確保する?
SEC016|詳説 - Rights Management Services / Azure Information Protection
SPL002|Microsoft Azure の安全性と法的視点~法務を味方につけるには~
【6 :リモートワークスペース & VDI】
最後はリモートワークスペースと VDI です。VDI 市場は長らく企業ファイアウォールの中にシステムとデータを閉じ込めるという役割を担ってきました。しかし、Fotune500 のうち85%以上もの企業が Azure を使っているという事実からうかがえる通り、その役割も変わり始めています。ただ、非常に大きなポテンシャルを持つ市場であることも間違いなく、マイクロソフトはシトリックス社との戦略的協業開始を発表しました。特に Azure とXenApp との連携については VDI に関わる方にはきちんとご理解いただきたい内容です。本イベントでも両社によるセッションを用意しました。
CLD009|お待たせしました! 真の VDI on Azure がついに実現します! ~ Citrix と Microsoft のタッグがもたらす次世代型クラウド・デスクトップ環境 ~
いかがでしょうか。セッションも多く、おそらく一人でカバーしきれないでしょうから、一社から複数名で参加される場合は分担を決めておくことをお勧めします。あとでほかの人に内容を報告しなければならないとなれば、普段より真剣に聞くことになるでしょうから(笑)
さて、どのセッションに出るかですが、皆さんご自身の直観に任せていきなり興味のあるサービスのセッションに飛び込んでいくのもよいでしょうし、まずは IaaS からスタートする、もしくは普段接していない用語に触れる機会にするのも面白いと思います。聞いてて難しかったと感じても心配する必要はありません。セッションを聞き、わからない点や納得できない点があれば、是非 Ask the Speaker コーナーなどでスピーカーとお話をしてみてください。セッションの後に声をかけてもらえるのはスピーカーとしてもすごくうれしいことですし、セッション後のスピーカーは少しハイになっていたりするので、セッションでは出なかった本音がポロッと出たりするかもしれません。Tech Summit では、その場にいるからこそできるコミュニケーションの醍醐味も味わってもらえればと思います。
ご来場をお待ちしております!
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