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ReliableSessionBindingElement.MaxRetryCount プロパティ

定義

信頼できるセッションの間にメッセージの転送を試行する最大回数を取得または設定します。

public:
 property int MaxRetryCount { int get(); void set(int value); };
public int MaxRetryCount { get; set; }
member this.MaxRetryCount : int with get, set
Public Property MaxRetryCount As Integer

プロパティ値

メッセージの再送信を試みる最大回数。 最小値は 1 です。最大値は Int32.MaxValue です。既定値は 8 です。

例外

値が 0 以下の値に設定されています。

注釈

メッセージは、受信側でその配信が確認されている場合、転送されたと見なされます。

転送済みのメッセージの受信確認が一定時間内に受信されない場合、インフラストラクチャは、自動的にそのメッセージを再転送します。 インフラストラクチャは、MaxRetryCount で指定されている回数を上限として、メッセージの送信を試みます。 この上限回数に達しても受信確認が届かない場合は、致命的な通信エラーと見なし、チャネル エラー イベントを発生させます。

インフラストラクチャは、指数バックオフ アルゴリズムを使用し、計算された平均ラウンドトリップ時間に基づいて、いつ再転送するかを判断します。 最初の再試行時間は、計測されたセッション確立のラウンドトリップ時間に基づいて計算されます。 再送信アルゴリズムは、試行ごとに遅延を 2 倍にします。この結果、最初の転送試行から最後の再転送試行までに約 8.5 分かかります。 最初の再転送試行のタイミングは、計算されたラウンドトリップ時間に従って調整されるので、試行にかかる時間延長はさまざまです。 これにより、再転送のタイミングをさまざまなネットワーク条件に動的に適用できます。

適用対象