次の方法で共有


messageRule リソースの種類

名前空間: microsoft.graph

ユーザーの受信トレイ内のメッセージに適用されるルールを表します。

Outlook では、受信トレイ内の受信メッセージに対し、一定の条件に基づいて特定の操作を実行するルールを設定できます。

プログラムでこれらのルールにアクセスするには、受信トレイの フォルダーmessageRules ナビゲーション プロパティを使用します。 各ルールは messageRule リソース、利用可能なルールの処理は messageRuleActions 複合型、利用可能なルール条件および例外は messageRulePredicates 複合型で表されます。

メソッド

メソッド 戻り値の型 説明
ルールの一覧表示 messageRule コレクション ユーザーの受信トレイに定義されているすべての messageRule オブジェクトを取得します。
ルールの取得 messageRule messageRule オブジェクトのプロパティとリレーションシップを読み取ります。
ルールを作成する messageRule 条件とアクションのセットを指定して messageRule オブジェクトを作成します。
ルールを更新する messageRule messageRule オブジェクトの書き込み可能なプロパティを変更し、変更を保存します。
ルールを削除する なし 指定した messageRule オブジェクトを削除します。

プロパティ

プロパティ 種類 説明
actions messageRuleActions 該当する条件が満たされた場合にメッセージに対して実行されるアクション。
conditions messageRulePredicates 満たされると、そのルールの対応するアクションがトリガーされる条件。
displayName String ルールの表示名。
exceptions messageRulePredicates ルールの例外条件。
hasError Boolean ルールがエラー状態かどうかを示します。 読み取り専用。
id String ルールの一意識別子。 読み取り専用。
isEnabled Boolean メッセージに対するルールの適用が有効になっているかどうかを示します。
isReadOnly Boolean ルールが読み取り専用のため、ルールの REST API による変更や削除ができないことを示します。
sequence Int32 他のルールもある中で、そのルールが実行される順序を示します。

JSON 表記

次の JSON 表現は、リソースの種類を示しています。

{
  "actions": {"@odata.type": "microsoft.graph.messageRuleActions"},
  "conditions": {"@odata.type": "microsoft.graph.messageRulePredicates"},
  "displayName": "String",
  "exceptions": {"@odata.type": "microsoft.graph.messageRulePredicates"},
  "hasError": "Boolean",
  "id": "String",
  "isEnabled": "Boolean",
  "isReadOnly": "Boolean",
  "sequence": "Int32"
}