Visual Studio を使用してアドインを発行する
Office アドイン パッケージには、アドインの発行に使用する XML マニフェスト ファイルが含まれています。 プロジェクトの Web アプリケーション ファイルは個別に発行する必要があります。 この記事では、Visual Studio 2019 を使用して Web プロジェクトを展開し、アドインをパッケージ化する方法について説明します。
注:
Yeoman ジェネレーターを使用して作成し、Visual Studio Code またはその他のエディターで開発した Office アドインの発行については、「Visual Studio Code で開発したアドインの発行」を参照してください。
Visual Studio 2019 を使用して Web プロジェクトを展開するには
Visual Studio 2019 を使用して Web プロジェクトを展開するには、次の手順を実行します。
[ビルド] タブから、[公開 [アドインの名前]] を選択します。
[発行先の選択] ウィンドウで、優先されるターゲットに公開するオプションのいずれかを選択します。 各発行ターゲットでは、Azure Virtual Machine やフォルダーの場所など、開始するための詳細な情報を含める必要があります。 公開場所を指定し、必要な情報をすべて入力したら、[公開] を選択します
注:
発行先を選択すると、デプロイ先のサーバー、サーバーへのサインインに必要な資格情報、デプロイするデータベース、およびその他の展開オプションが指定されます。
各発行ターゲット オプションの展開手順の詳細については、「First look at deployment in Visual Studio (Visual Studioでの展開の最初の画面)」を参照してください。
IIS、FTP、または Visual Studio 2019 を使用したWeb 配置を使用してアドインをパッケージ化して公開するには
Visual Studio 2019 を使用してアドインをパッケージ化するには、次の手順を実行します。
[ビルド] タブから、[公開 [アドインの名前]] を選択します。
[発行先の選択]ウィンドウで IIS、FTPなどを選択し、[構成] を選択します。 次に、[発行] を選択します。
プロセスをガイドするウィザードが表示されます。 公開方法が Web 配置などの優先される方法であることを確認します。
[接続先 URL] ボックスに、アドインのコンテンツ ファイルをホストする Web サイトの URL を入力し、[次へ] を選択します。 アドインを AppSource に提出する場合には、[接続の検証] ボタンを選択し、アドインの受け入れを妨げている問題を特定できます。 アドインをストアに提出する前に、すべての問題に対処する必要があります。
ファイル発行オプションを含む必要な設定を確認し、[保存] を選択します。
重要
すべてのアドインのシナリオで厳密に求められるわけではないものの、アドインに対して HTTPS エンドポイントを使用することを強くお勧めします。 SSL で保護されている (HTTPS) のではないアドインは、使用中に、保護されていないコンテンツの警告やエラーを生成します。 アドインをOffice on the web実行する場合、またはアドインを AppSource に発行する場合は、SSL で保護されている必要があります。 アドインが外部データやサービスにアクセスする場合、アドインを SSL で保護して送信中のデータを保護する必要があります。 自己署名証明書がローカル マシンで信頼されている限り、この証明書は開発とテストに使用できます。 Azure の Web サイトは自動的に HTTPS エンドポイントを提供します。
XML マニフェストを適切な場所にアップロードしてアドインを発行できるようになりました。 XML マニフェストは、OfficeAppManifests
フォルダーの app.publish
にあります。 例:
%UserProfile%\Documents\Visual Studio 2019\Projects\MyApp\bin\Debug\app.publish\OfficeAppManifests
更新プログラムの展開
アドインで機能を追加したりバグを修正したりするときは、更新プログラムをデプロイする必要があります。 アドインが 1 人以上の管理者によって組織に展開されている場合、マニフェストの変更によっては、管理者が更新プログラムに同意する必要があります。 同意が付与されるまで、ユーザーはアドインからブロックされます。 次のマニフェストの変更では、管理者がもう一度同意する必要があります。
- 要求されたアクセス許可に対する変更。 「 アドインでの API 使用のアクセス許可の要求 」と「Outlook アドインの アクセス許可について」を参照してください。
- 追加または変更された スコープ。 (アドインが Microsoft 365 の統合マニフェストを使用している場合は適用されません)。
- 追加または変更された Outlook イベント。
注:
マニフェストに変更を加えるたびに、マニフェストのバージョン番号を上げる必要があります。
- アドインで XML マニフェストを使用する場合は、「 Version 要素」を参照してください。
- アドインで統合マニフェストを使用する場合は、「 version プロパティ」を参照してください。
関連項目
Office Add-ins
フィードバック
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