企業のプライバシーをサポートするように Microsoft Edge ポリシーを構成する

Microsoft では、Microsoft Edge のデータ収集に関する選択を行うために必要な情報とコントロールを企業のお客様に提供できるよう取り組んでいます。

概要

Microsoft Edge が Windows 10 に導入されている場合、規定では、ユーザーの Windows 診断データ設定に基づいて診断データが送信されます。

Microsoft Edge が Windows 以外のプラットフォームで展開されるとき、以下のグループ ポリシーに従って診断データが収集されます。

  • (非推奨) MetricsReportingEnabled - 使用状況とクラッシュ関連データのレポートを有効にします。 このポリシーは Microsoft Edge バージョン 89 で廃止されます。
  • (非推奨) SendSiteInfoToImproveServices - Microsoft サービスの品質向上のためにサイト情報を送信します。 このポリシーは Microsoft Edge バージョン 89 で廃止されます。

上記の非推奨のポリシーは、Windows 10 では利用統計情報の許可に、その他のすべてのプラットフォームではDiagnosticData ポリシーに置き換えられます。

ポリシー設定を構成する

始める前に、最新の Microsoft Edge ポリシーテンプレートをダウンロードして使用してください (詳細については、「Microsoft Edge を構成する」を参照してください)。

ブラウザーの使用状況に関する必須およびオプションの診断データを送信する

DiagnosticData ポリシーが構成されている場合、MetricsReportingEnabled  と SendSiteInfoToImproveServices よりも優先されます。

必須診断データとオプションの診断データ

必須の診断データは、Microsoft Edge のセキュリティ、最新の状態、期待どおりの動作を維持するために収集されます。

オプションの診断データには、ブラウザーの使用方法に関するデータ、アクセスした Web サイト、Microsoft Edge のセキュリティ、最新の状態、期待どおりの動作を維持するためのクラッシュ レポートが含まれます。このデータは、Microsoft Edge とすべてのユーザー向けのその他の Microsoft 製品とサービスの品質向上のために使用されます。

注意

このポリシーは、Windows 10 デバイスではサポートされていません。 Windows 10 でデータの収集を制御するには、IT 管理者が Windows 診断データ グループ ポリシーを使用する必要があります。 このポリシーは、使用している Windows のバージョンに応じて、利用統計情報を許可する、または診断データを許可する、となります。 詳細については、「Windows 10 の診断データの構成」を参照してください。

DiagnosticData を構成するには、次のいずれかの設定を使用します。

  • オフ (非推奨) (0) にすると、必須診断データおよびオプションの診断データの収集をオフにします。
  • 必須データ (1) は、必須診断データを送信しますが、オプションの診断データの収集をオフにします。 Microsoft Edge では、セキュリティ、最新の状態、期待どおりの動作を維持するために必要な必須の診断データが送信されます。
  • オプションのデータ (2) は、ブラウザーの使用状況、アクセスした Web サイト、Microsoft Edge のセキュリティ、最新の状態、期待どおりの動作を維持するために Microsoft に送信されたクラッシュ レポートを含むオプションの診断データを送信します。このデータは、Microsoft Edge とすべてのユーザー向けのその他の Microsoft 製品とサービスの品質向上のために使用されます。

Windows 7、Windows 8/8.1、macOS では、このポリシーによって必須診断データとオプションの診断データの Microsoft への送信が制御されます。

このポリシーを構成しなかった場合、または無効にした場合は、Microsoft Edge は既定でユーザーの設定に従います。

MetricsReportingEnabled ポリシーによって、Microsoft Edge の使用状況とクラッシュに関連するデータの Microsoft への送信が有効になります。

Microsoft Edge では、製品の最新の状態、セキュリティによる保護、期待どおりの動作を維持するために必要な、一連の必須データが収集されます。 このデータには、現在のデータ収集の同意、アプリのバージョン、Microsoft Edge のインストール状態に関する、Microsoft Edgeからの基本的なデバイス接続と構成情報が含まれています。このデータ収集は、ポリシーを無効にすることでオフにできます。

使用状況およびクラッシュに関連するデータのレポートを Microsoft に送信するには、このポリシーを有効にします。 このデータを Microsoft に送信しない場合は、このポリシーを無効にします。 いずれの場合でも、ユーザーがこの設定を変更または上書きすることはできません。

Microsoft Edge が Windows 10 で実行されている場合:

  • このポリシーが構成されていない場合、Microsoft Edge は既定で Windows 診断データの設定になります。
  • このポリシーが有効になっている場合、Microsoft Edge は、Windows 診断データの設定が [拡張] または [完全] に設定されている場合にのみ使用状況データを送信します。
    • このポリシーを有効にすると、SendSiteInfoToImproveServices も有効になっている場合にのみ、Microsoft Edge は使用状況データを送信します。
  • このポリシーが無効になっている場合、Microsoft Edge は使用状況データを送信しません。 クラッシュに関連するデータは、Windows 診断データの設定に基づいて送信されます。 Windows 診断データ設定の詳細を参照してください

Microsoft Edge が Windows 7、8、または macOS で実行されている場合:

  • このポリシーが構成されていない場合、Microsoft Edge は既定でユーザーの設定に従います。
  • このポリシーを有効にすると、SendSiteInfoToImproveServices も有効になっている場合にのみ、Microsoft Edge は使用状況データを送信します。

(非推奨) Microsoft サービスの品質向上のためにサイト情報を送信する

SendSiteInformationToImproveServices ポリシーは、検索などの Microsoft 製品やサービスの品質向上のために、Microsoft Edge でアクセスした Web サイトに関する情報を Microsoft に送信できるようにします。

Microsoft Edge でアクセスした Web サイトに関する情報を Microsoft に送信する場合は、このポリシーを有効にします。 Microsoft Edge でアクセスした Web サイトに関する情報を Microsoft に送信しない場合は、このポリシーを無効にします。 いずれの場合でも、ユーザーがこの設定を変更または上書きすることはできません。

Microsoft Edge が Windows 10 で実行されている場合:

  • このポリシーが構成されていない場合、Microsoft Edge は既定で Windows 診断データの設定になります。
  • このポリシーが有効になっている場合、Microsoft Edge は、Windows 診断データの設定が [完全] に設定されている場合にのみ、アクセスした Web サイトに関する情報を送信します。
    • このポリシーを有効にすると、MetricsReportingEnabled も有効になっている場合にのみ、Microsoft Edge は使用状況データを送信します。
  • このポリシーが無効になっている場合、Microsoft Edge はアクセスした Web サイトに関する情報を送信しません。 詳細については、Windows 診断データの設定に関するトピックを参照してください。

Microsoft Edge が Windows 7、8、または macOS で実行されている場合:

  • このポリシーを有効にすると、MetricsReportingEnabled も有効になっている場合にのみ、Microsoft Edge は使用状況データを送信します。
  • このポリシーが構成されていない場合、Microsoft Edge は既定でユーザーの設定に従います。

実装の詳細

Windows 10 以外のデバイスの場合:

Windows 10 については、実装と Windows 診断データの設定への依存関係を説明するために、 必須またはオプションのどちらの診断データが Microsoft に送信されるかを次の表に示します。

Windows 診断データの設定 必須診断データ オプションの診断データ
セキュリティ 送信されない 送信されない
基本 送信される 送信されない
拡張 送信される 送信されない
完全 送信される 送信される

重要

Microsoft Edge は、Microsoft Edge バージョン 86 〜 88 では MetricsReportingEnabled  と SendSiteInfoToImproveServices をサポートします。 Microsoft Edge バージョン 89 で MetricsReportingEnabled  と SendSiteInfoToImproveServices はサポートされなくなり、既定で Windows 10 以外のプラットフォームでは DiagnosticData、Windows 10 では 利用統計情報の許可 ポリシーに従います。

その他のプライバシー ポリシー オプション

データのプライバシーに関連する次のグループ ポリシーも検討することをお勧めします。

  • 特定のサイトでの Cookie のブロック
  • サード パーティの Cookie のブロック
  • トラッキング拒否を構成する
  • InPrivate モードの無効化

関連項目