CreateManagedFolder
CreateManagedFolder 要素は、管理されたカスタム フォルダーをメールボックスに追加する要求を定義します。
<CreateManagedFolder>
<FolderNames/>
<Mailbox/>
</CreateManagedFolder>
CreateManagedFolderRequestType
属性と要素
以下のセクションで、属性、子要素、親要素について説明します。
属性
なし。
子要素
Element | 説明 |
---|---|
FolderNames |
メールボックスに追加する名前付きマネージド フォルダーの配列を格納します。 |
メールボックス |
メールが有効な Active Directory ディレクトリ サービス オブジェクトを識別します。 |
親要素
なし。
注釈
要求を行っているユーザーのアカウントには、マネージド フォルダーが作成されるメールボックスに対する FullAccess アクセス許可が必要です。 _ -AccessRights _ パラメーターを Exchange 管理シェル Add-MailboxPermission コマンドレットと共に使用して、FullAccess アクセス許可を割り当てることができます。
Exchange Web サービスを使用してメールボックスに管理フォルダーを追加することはできますが、Exchange Web サービスを使用して、使用可能な管理フォルダーの一覧にアクセスすることはできません。 使用可能なマネージド フォルダーの一覧を取得するには、 get-managedfolder Exchange Management Shell コマンドレットを使用します。 get-managedfolder コマンドレットによって返されるリストには、マネージド カスタム フォルダーとマネージド 既定のフォルダーの両方が含まれます。 managedcustomfolder 型のフォルダーは、CreateManagedFolder 操作を使用してのみメールボックスに追加できます。
注:
Microsoft .NET Frameworkの DirectoryServices API を使用して、マネージド フォルダーの一覧を取得することもできます。
FindFolder 操作を使用して、メールボックス内の管理フォルダーを検索できます。 マネージド フォルダーは、 要求で BaseShape 要素を AllProperties に設定することで区別できます。 応答には、マネージド フォルダーと Exchange ストア フォルダーを区別するための ManagedFolderInformation 要素が含まれます。 管理フォルダーは、他のフォルダーの種類を削除するのと同じ方法で削除できます。
この要素を記述するスキーマは、クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされている MicrosoftExchange Server 2007 を実行しているコンピューターの EWS 仮想ディレクトリにあります。
要素の情報
要素 | 例 |
---|---|
Namespace |
http://schemas.microsoft.com/exchange/services/2006/messages |
スキーマ名 |
メッセージ スキーマ |
検証ファイル |
Messages.xsd |
空に設定可能 |
False |