Exchange サーバー上のコネクタ

  • [アーティクル]

Exchange はコネクタを使用して、Exchange サーバー上、および Exchange サーバー上のトランスポート パイプラインのサービス間における送受信メール フローを可能にしています。

Exchange で利用できるコネクタの種類を次に示します。

Connector 説明
受信コネクタ 受信コネクタは、受信 SMTP メール フローを制御します。 コネクタの構成と一致する受信接続をリッスンします。 Exchange をインストールすると、複数の既定の受信コネクタが作成されます。

詳細については、「受信コネクタ」を参照してください。
送信コネクタ 送信コネクタは、送信 SMTP メール フローを制御します。 送信コネクタは、メッセージ受信者と、コネクタの構成に基づいて選択されます。 Exchange のインストール時に外部メール フローに対しては既定の送信コネクタは作成されませんが、暗黙的な不可視の送信コネクタが存在し、内部 Exchange サーバー間でメールをルーティングするときに使用されます。

詳細については、「送信コネクタ」を参照してください。
配信エージェントと配信エージェント コネクタ 配信エージェントと配信エージェント コネクタは、SMTP 以外のシステムへの送信メール フローを制御します。 送信メッセージは、SMTP 以外のシステムへ配信するためにメッセージ キューに置かれます。 配信エージェントと配信エージェント コネクタは、パフォーマンスと管理の点で優れているため外部コネクタよりも優先されます。

詳細については、「 配信エージェントと配信エージェント コネクタ」を参照してください。
外部コネクタ 外部コネクタは、SMTP 以外のシステムへの送信メール フローを制御します。 送信メッセージは、ドロップ ディレクトリと呼ばれる場所にあるファイルに書き込まれ、SMTP 以外のシステムによって選択されます。

詳細については、「 外部コネクタ」を参照してください。