メールをプロキシ送信するよう送信コネクタを構成する

次のダイアグラムが示すように、送信コネクタを作成すると、送信メールはメールボックス サーバーまたは指定したサーバー上のトランスポート サービスの送信コネクタを介して配信されます。

既定の構成で作成された送信コネクタ。

しかし、次のダイアグラムが示すように、送信メールをメールボックス サーバー上のフロント エンド トランスポート サービスを介して中継する、つまり プロキシ送信する よう、送信コネクタを構成することができます。

送信プロキシ用に構成された送信コネクタ。

既定では、すべての受信メールはフロント エンド トランスポート サービスを介して Exchange 組織に入り、フロント エンド トランスポート サービスは受信メールをトランスポート サービスへ中継します。 詳細については、「Mail flow and the transport pipeline」を参照してください。

フロントエンド トランスポート サービスを介して送信メールをプロキシする送信コネクタを構成すると、フロント エンド トランスポート サービスの "Outbound Proxy Frontend <Mailbox server name>" という名前の受信コネクタがトランスポート サービスからこれらの送信メッセージをリッスンし、フロントエンド トランスポート サービスがメッセージをインターネットに送信します。

はじめに把握しておくべき情報

ヒント

問題がある場合は、Exchange のフォーラムで質問してください。次のフォーラムにアクセスしてください。Exchange ServerExchange OnlineExchange Online Protection

フロントエンド トランスポート サービスを経由してメールをプロキシ送信するよう、送信コネクタを構成します

EAC を使用してメールをプロキシ送信するよう、送信コネクタを構成します

Exchange 管理センター (EAC) では、メールをプロキシ送信するよう既存の送信コネクタを構成することしかできません。

  1. EAC で、[メール フロー >送信コネクタ] に移動 、[送信] コネクタを選択して、[編集] アイコンをクリックします。

  2. [全般] タブの [コネクタの状態] セクションで、[クライアント アクセス サーバー経由のプロキシ] を選択し、[上書き保存] をクリックします。

PowerShell を使用してメールをプロキシ送信するよう、送信コネクタを構成します

Exchange 管理シェル では、メールをプロキシ送信するよう、新規または既存の送信コネクタを構成することができます。

Exchange 管理シェル を開く方法の詳細については、「Open the Exchange Management Shell」を参照してください。

  • 送信メールをプロキシする新しい送信コネクタを構成するには、-FrontEndProxyEnabled $trueNew-SendConnector コマンドに追加 します。

  • メールをプロキシ送信するよう既存の送信コネクタを構成するには、以下のコマンドを実行します。

    Set-SendConnector <Send connector identity>  -FrontEndProxyEnabled $true
    

    次の例では、メールをプロキシ送信するよう「Contoso.com Outbound」という既存の送信コネクタを構成します。

    Set-SendConnector "Contoso.com Outbound" -FrontendProxyEnabled $true
    

正常な動作を確認する方法

送信プロキシ用に送信コネクタが構成されていることを確認するには、次のいずれかの手順を実行します。

  • EAC で、[メール フロー >送信コネクタ] に移動 、[送信] コネクタを選択して、[編集] アイコンをクリックします。 [全般] タブの [コネクタの状態] セクションで、 [クライアント アクセス サーバー経由のプロキシ] が選択されていることを確認します。

  • Exchange 管理シェル で次のコマンドを実行します。

    Get-SendConnector | Format-Table -Auto Name,FrontEndProxyEnabled
    

    FrontEndProxyEnabled 値が 送信Trueコネクタ用である必要があります。