Exchange 管理シェルを開く
Exchange 管理シェルを使用すると、コマンド ラインから Exchange サーバーで管理タスクを実行できます。 Exchange 管理シェル は、次の場所から開くことができます。
- Exchange サーバーで直接に、またはリモート デスクトップ接続のセッションで。
- Exchange 管理ツールをインストールした後のローカル コンピューター上。 詳細については、「 Exchange 管理ツールのインストール」を参照してください。
はじめに把握しておくべき情報
この手順の予想所要時間:1 分未満。
この記事の手順を実行するには、少なくとも 1 つの管理ロールを割り当てる必要があります (通常は、ロール グループのメンバーシップを介して)。 接続後、アクセスできるまたはアクセスできないコマンドレットとパラメーターは、役割ベースのアクセス制御 (RBAC) によって制御されます。 詳細については、「Exchange Server のアクセス許可」を参照してください。
Exchange 管理ツールのローカル インストールから Exchange 管理シェルを実行するには、ユーザー アカウントのリモート PowerShell アクセスが必要です。 既定では、ユーザーはリモート PowerShell を使用して Exchange サーバーに接続できますが、ユーザー アカウントのリモート PowerShell アクセスをブロックすることはできます。 手順については、「 Exchange サーバーへのリモート PowerShell アクセスを制御する」を参照してください。
ヒント
問題がある場合は、 Exchange Server フォーラムでヘルプを確認してください。
Windows Server 2019 Core で Exchange 管理シェルを開く
メールボックス サーバー: コマンド プロンプトから次のコマンドを実行します。
LaunchEMS
エッジ トランスポート サーバー: コマンド プロンプトから次のコマンドを実行します。 コピーと実行を容易にするために、これら 2 つの個別のコマンドが 1 行に表示されます。
exshell.psc1 & exchange.ps1
Windows Server 2016 または Windows 10 で Exchange 管理シェルを開く
[ Start>Microsoft Exchange Server 2016 >Exchange Management Shell] を選択します。
Windows Server 2012 R2 または Windows 8.1 で Exchange 管理シェルを開く
Windows Server 2012 R2 または Exchange 管理ツールを Windows 8.1 にインストールしても、Exchange 管理シェルのショートカットはスタート画面に自動的にピン留めされません。
ショートカットをスタート画面にピン留めするには、次の手順を実行します。
スタート画面で、左下隅の下向き矢印を選択するか、画面の中央から上にスワイプして、[アプリ] ビューを開きます。
[Exchange 管理シェル] ショートカットが [Microsoft Exchange Server 2016] という名前のグループ内にあります。 ショートカットが見つかったら、右クリックするか長押しして、 [スタート画面に固定] を選択します。 デスクトップのタスク バーに固定するには、 [タスク バーにピン留め] を選択します。
[検索] チャームを使用して Exchange 管理シェル を検索して実行するには、次のセクションで説明されている方法のいずれかを使用します。
Windows Server 2012 で Exchange 管理シェルを開く
Windows Server 2012 に Exchange をインストールすると、Exchange 管理シェルのショートカットがスタート画面に自動的にピン留めされます。
固定されない場合や、Exchange 管理シェル をすばやく検索して実行する場合は、次のいずれかの方法を使用します。
[スタート] 画面で、空の領域をクリックし、「Exchange Management Shell」と入力します。 検索結果にショートカットが表示されたら、選択できます。
デスクトップまたはスタート画面で、Windows キーを押しながら Q キーを押します。[検索チャーム] に「Exchange Management Shell」と入力します。 ショートカットが結果に表示されたら、そのショートカットを選択してください。
デスクトップまたは [スタート] 画面で、右上隅にカーソルを移動するか、または画面の右端から左にスワイプして、チャームを表示します。 [検索] チャームを選択し、「Exchange Management Shell」と入力します。 ショートカットが結果に表示されたら、そのショートカットを選択してください。
リモート デスクトップ接続を使用している場合は、ローカル コンピューターではなくリモート Exchange サーバーに検索チャームが表示されるように、次のいずれかの方法を使用する必要がある場合があります。
[リモート デスクトップ接続] を開き、[オプション>[ローカル リソース] タブ>[Windows キーの組み合わせを適用する] を選択します。 既定値は [全画面表示の使用時のみ] ですが、 [リモート コンピューター] に変更できます。
リモート Exchange サーバーに接続している際には、画面の上部に表示されている接続バーを使用し、下矢印をクリックして [チャーム] または [スタート] を選択し、Exchange サーバーの [検索] チャームか [スタート] 画面を開きます。