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ActionText テーブル

ActionText テーブルには、進行状況ダイアログ ボックスに表示されるテキストが含まれ、実行に時間がかかるアクションの場合はログに書き込まれます。 表示されるテキストは、アクションの説明と、アクションの書式設定されたデータ (オプション) で構成されます。

ActionText テーブルには次の列があります。

Column 種類 キー Nullable
アクション Identifier Y N
説明 [テキスト] N Y
Template テンプレート N Y

 

[列]

Action

アクションの名前。

テーブルの主キー。

Description

アクションの実行時に、進行状況ダイアログ ボックスに表示されるか、ログに書き込まれる、ローカライズされた説明。

Template

アクションの実行中に表示するアクション データ レコードの書式設定に使われるローカライズされた書式テンプレート。 テンプレートが指定されていない場合、アクション データは表示されません。

解説

通常、ActionText テーブルのエントリは、シーケンス テーブル内のアクションを参照します。 インストーラーによって実行される他のアクションで、シーケンス テーブルの一覧に含まれないものがありますが、やはりテーブルで指定する必要があります。 次の表で示す必須のテーブル エントリのうち、アクション名とテンプレートは示されているとおり正確に作成する必要がありますが、説明はカスタマイズできます。

アクション 説明 Template
ロールバック 操作を元に戻します。 [1]
RollbackCleanup 古いファイルを削除します。 [1]
GenerateScript アクション用のシステム操作を生成します。 [1]

 

Note

アクション テキストは、インストール スクリプト内で実行されるアクションに対してのみ表示されます。 したがって、アクション テキストは、シーケンスにおいて InstallInitialize アクションと InstallFinalize アクションの間で指定されているアクションに対してのみ表示されます。

 

Msidb.exe または MsiDatabaseImport を使って、ローカライズされた ActionText テーブルをデータベースにインポートできます。 SDK には、「Error と ActionText のテーブルのローカライズ」セクションで示されている各言語でローカライズされた ActionText テーブルが含まれています。 ActionText テーブルが設定されていない場合、インストーラーは ProductLanguage プロパティで指定されている言語にローカライズされた文字列を読み込みます。

検証

ICE03
ICE06
ICE46