データの分析、グラフ作成、および通信のためのツールを備えた Microsoft 表計算ソフトウェアのファミリ
こんにちは。
ご希望のことを条件付き書式で行う場合、以下の点に留意して設定を行ってみてください。
- 最初に「適用先」(色付けしたいセル範囲)を選択しておいてから設定を始めるようにします。
色付けしたい範囲を選択しておくといっても、細かく指定するのではなく、色付けしたくない範囲も含めて指定しておき、数式で色付けする範囲を絞り込むようにします。
例えば、提示されている表の右端の列が ZZ列まであり、下端の行(色付けしたいデータの入っている行)が 1000行目まであるとしたら、B4セルから ZZ1000セルまでの範囲を選択しておきます。 - 数式については、以下の点を考慮して組んでいきます。
・「適用先」に指定したセル範囲のセルが順番に一つずつ書式設定するかどうか評価される。
・「適用先」のセルが一つずつ評価されるのに伴って、数式中の相対参照箇所のセルアドレスも移動する。
・数式が TRUE と判定される場合のみ、評価中のセルに対して書式(今回の場合はフォントに色付け)が設定される。
※これらはあくまで実際の経験から内部動作を推測しているだけで、何らかの文書に基づいて書いている訳ではありません。ご了解のほど。
※実際にこういった動作が眼で見える訳ではなく、ほとんどの場合、処理は一瞬で終わり書式設定結果がすぐに確認できるはずです。 - 今回のように「フォント」の色を 2色にしたいような場合は、条件付き書式の設定(ルール)も 2つ必要になります。
以下、仮に「適用先」を $B$4:$I$5 とした場合の設定方法です。数式は一例です。
- 「適用先」のセル範囲を選択しておく。(ここでは、$B$4:$I$5 の範囲を選択。)
- リボンの「ホーム」タブ ->「条件付き書式」->「新しいルール」を選択する。
- 表示される「新しい書式ルール」で、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し「次の数式を満たす場合に値を書式設定」欄に以下の数式を入れる。
=((B$2="達成率")+(B$2="前年比"))*(B4<B$3)
※この数式は、「適用先」の左上端のセル( B4セル)が変わらない限り、「適用先」のセル範囲が拡大/縮小されてもこのまま使えます。
※この数式は、表内のデータが文字列ではなく全て数値であることを前提にしています。ご注意ください。
※この数式では、B4=B$3 の場合は何も書式設定されず、元の状態を維持します。
4. 「書式」クリックで表示される「セルの書式設定」で、「フォント」タブの中の「色」で「赤」、「スタイル」で「太字」を選択し「OK」で閉じる。
※「太字」はお好みで選択してください。
5. 開いている「新しい書式ルール」も「OK」で閉じて完了です。
6. これで一つルールが出来たので、1. ~ 5. を繰り返してもう一つルールを作ります。
その際、数式は以下に変え、「フォント」の「色」は「青」にします。
=((B$2="達成率")+(B$2="前年比"))*(B4>B$3)
尚、ルールの確認/編集/削除を行う場合には、「適用先」に指定したセル範囲のいずれかのセルを選択した状態で、リボンの「ホーム」タブ ->「条件付き書式」->「ルールの管理」を選択してください。
図1は、「条件付き書式ルールの管理」が開いたところです。
・図1
図2は、ここで設定した条件付き書式のルールが適用された状態です。
・図2
Windows11 と Excel2021 の組み合わせで動作確認しています。
お役に立てれば幸いです。