Web、メール、印刷ドキュメントを作成するための Microsoft ワード プロセッシング ソフトウェア製品のファミリ。
■ワードにはそれを構成する3つの書式があります。
1.文字書式
2.段落書式
3.セクション書式
さらに、セクション書式には大別して、
ページ書式
ヘッダー/フッター書式
の2つがあります。
文字書式はカーソルにその書式情報が保持され引き継がれていきます。
段落書式は段落記号にその書式情報が保持され引き継がれていきます。
そして、段落書式は[Enter]キーを押すことで、
段落区切りを挿入して、更新が出来ます。
セクション書式はセクション区切りを挿入することで、
ページ書式やヘッダー/フッター書式を更新することが出来るようになります。
●さて、みかんを思い浮かべて下さい。
みかんは皮で包まれている一つのみかんですが、
その中身は、房(セクション)ごとに分かれています。
デフォルト(初期設定)では、この房(セクション)がありません。
セクションは一つなのです。
この場合、ページごとにセクション区切りを挿入します。
みかんの例で言いますと、房を3ページ分作ることになります。
セクション書式、つまり(そのセクションにおいての)
ページ設定(ページ書式)や
ヘッダーとフッター書式を更新するには、以下の2通りの方法があります。
更新する位置(前のページ目の最後の文字の後ろ側、または、そのページの冒頭)
にカーソルを置き、
リボンの[ページレイアウト]タブ(小見出し)の
[ページ設定]グループにある
[ページ/セクション区切りの挿入]ボタンをクリックし、
[セクション区切り]欄から
指定したいセクション区切りのオプションボタンをクリックして、
[セクション区切り(次のページから開始)]をクリックします。
または、
更新するページの先頭にカーソルを置き、(そのページの冒頭)
リボンの[ページレイアウト]タブ(小見出し)の
[ページ設定]グループの右下隅にある
小さな右下向き矢印(ダイアログボックス ランチャ(起動))ボタンをクリックし、
[ページ設定]ダイアログボックスを開き、
下段の
[設定対象]の▼をクリックし、
[これ以降]を選択して、
[OK]ボタンをクリックして閉じます。
更新前のセクションの書式情報は挿入した[セクション区切り]に保持され、
更新後のセクションの書式情報は[段落記号←┘]に保持され、引き継がれていきます。
■書式更新後の書式変更防御策に対する処置について
上記の3つの書式を更新した後では、それぞれの書式を変更することが出来ます。
ところが、例外があります。
それは、セクション書式のヘッダーとフッター書式です。
ヘッダーとフッター書式は、同一セクション内では全く同じものを同じ場所に表示する機能です。
ヘッダーとフッターには、特にフッター領域には主としてページ番号を挿入します。
ページ番号というものは基本的にその番号を連続して表示していきます。
この連番を続けるための防御策が施されています。
●第一の防御策として、
セクション書式を更新するために、セクション区切りを挿入しますが、
その時点で、前のセクション書式を引き継ぐ(連番を継続する)ように設定されます。
つまり、ヘッダーやフッター領域をダブルクリックして、
自動的に表示される
[ヘッダーとフッター]ツールの
[前と同じヘッダー/フッター(の書式)]ボタンがオンになり、
その状態を示す「前と同じ」の文字列が、
更新後のヘッダーとフッター領域の右上に表示されます。
この状態では、ヘッダーとフッターの書式を変更することは出来ません。
[前と同じヘッダー/フッター]がオンの状態とは、
前のセクションの書式を引き継いで継続することを意味します。
これを解除するには、
[前と同じヘッダー/フッター]ボタンをクリックして、オフにします。
表示されていた「前と同じ」も消えて、前のセクションの書式を引き継が停止されます。
これでページ番号以外の書式は変更が可能になります。
※この状態で、ヘッダー部分をダブルクリックし、
一旦、既に設定している文字列をすべて削除してから、
セクション(ヘッダー)ごとに、文字列などを挿入していきます。
●第二の防御策として、
[前と同じヘッダー/フッター]ボタンがオフにしても、
[ヘッダー/フッター]ツールの[ページ番号の挿入▼]ボタンをクリックして表示される
リストから[ページ番号の書式設定]をクリックし、
[ページ番号の書式]ダイアログボックスの
[連続番号]欄の[前のセクションから継続]のオプションボタンがオンになっています。
これを解除するには、その下の[開始番号]のオプションボタンをクリックしますと、自動的に
[前のセクションから継続]はオフになり、この時はじめてページ番号の連続番号機能が停止されたことになります。