データの分析、グラフ作成、および通信のためのツールを備えた Microsoft 表計算ソフトウェアのファミリ。
以下、少し厳しい書き方になりますが、お許しください。
まず、気になった問題点と対策を列挙してみます。
- 月の判定部分で A5 を指定しているのが意味不明です。
A3 ならまだ分かるのですが、A5 でうまく機能するようには思えないのですが・・・。
「適用先」の指定を間違えてはいませんか?。
もしかして、最初に提示されている表ではなく、1行目はそのままで 2行目以降を 2行分ほど下にずらした新たな表をお使いなのでしょうか?。それならば A5 でも良いかと思うのですが・・・。
取り敢えず、A5 で正しいとして(新たな表を対象としているとして)、話を先に進めます。
2. 新たに提示されている数式中で相対参照を使っている箇所は、複合参照にしなければなりません。
数式がうまく機能しなかった最大の原因は、ここにあるかと思います。
・相対参照は、セル参照箇所で $ を一切付けずに参照指定する方法です。
例えば、A1、B3、C5 などのように指定します。
「条件付き書式」に書き込む数式のどこかに A1 と指定した場合、「適用先」のセル参照位置が 2行下かつ 3列右に移動すると、A1 は D3 に変化(移動)することになります。
・複合参照は、セル参照箇所で列指定部分または行指定部分にのみ $ を付けて、列位置または行位置を固定して参照する方法です。
例えば、$A1、$B3、$C5 などのように指定すると列位置のみ固定して参照され、A$1、B$3、C$5 などのように指定すると行位置のみ固定して参照されます。
「条件付き書式」に書き込む数式のどこかに $A1 と指定した場合、「適用先」のセル参照位置が 2行下かつ 3列右に移動したとしても、$A1 は $A3 に変化(移動)するだけです。
また、「条件付き書式」に書き込む数式のどこかに A$1 と指定した場合、「適用先」のセル参照位置が 2行下かつ 3列右に移動したとしても、A$1 は D$1 に変化(移動)するだけです。
もうお分かりかと思いますが、提示されている数式を以下の数式1のように書き直すことで、取り敢えず、「書式」が設定できるようになるはずです。
・数式1
=AND($B1=$R$1,A$5=$S$1)
※ただし、A$5 の箇所は、最初の表を対象とした場合には A$3 としなければ正常に機能しません。
※この場合の「適用先」は、お書きになられているようにシート全体を指定しています。
これ以外に気になる点ですが、「適用先」にシート全体を指定し、上記の数式1を組み合わせた場合、どうしても無駄な計算処理が多くなるかと思います。
そこで、表中の「月」の並びが 4月から 3月の 12ヵ月分だとして、「期」のほうは多めに指定するとして例えば 1000行分で良いのでしたら、「適用先」を『 $C$6:$N$1005 』と指定し、数式も以下の数式2のように書き直せば、かなり無駄が省けるかと思います。
・数式2
=AND($B6=$R$1,C$5=$S$1)
※ただし、最初の表を対象とした場合には、「適用先」を『 $C$4:$N$1003 』とし、数式も『 =AND($B4=$R$1,C$3=$S$1) 』としなければ正常に機能しません。
最後に、もう一つ気になることがあります。
「条件付き書式」では、場合によってですが、数式中の AND 関数や OR 関数が正常に機能しない場合があるようです。(特に OR 関数にはご注意ください。)
数式2を例にとると、
=AND($B6=$R$1,C$5=$S$1)
といった書き方ではなく、
=($B6=$R$1)*(C$5=$S$1)
という書き方のほうが無難です。
今回の場合は大丈夫なようですが。
以上です。
ご参考になれば幸いです。
<文章の修正>2021/10/6 追記
上記の文章中で「列」と書かなければならない箇所を「桁」と書いてしまっていました。
該当箇所を修正いたしました。大変失礼いたしました。