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[記事] クイック実行版の Office をロールバックする方法
クイック実行版 の Office では機能追加やセキュリティの為のアップデート(更新プログラムの適用)が自動で行われる様になっています。
ただ、適用された最新の更新プログラムの為に今まで上手く機能していたものが予期しない動きをしたり、動かなくなったりする不具合が発生する事があります。
お使いの Office がクイック実行版であれば、一時的な回避策として、最新の更新プログラムが適用される前の状態に戻すことが出来ます。(「ロールバックする」といいます。)
お使いの Office がクイック実行版かどうかは、Excel や Word などを起動し [ファイル] > [アカウント] のバージョン情報で確認出来ます。
・バージョン XXXX (ビルド XXXX.XXXXX) クイック実行→クイック実行版
※ご利用のOffice が クイック実行版ではない場合。
[ファイル] > [アカウント] のバージョン情報が以下の様になっていればストアアプリ版です。
・バージョン XXXX (ビルド XXXX.XXXXX) Microsoft Store →ストアアプリ版
ストアアプリ版の場合は、以下のページを参考に Office をアンインストールして「<参考> デスクトップ版 Office として再インストールする」を参照の上、クイック実行版(デスクトップ版)として再インストールする事で ロールバックが可能になります。
<ロールバックの手順>
インターネットに接続されている環境で行います。
1 . ロールバックを行った後に再度自動で更新プログラムが適用されない様に、更新を無効にしておきます。
Office のアプリ(Excel や Word など)を起動して、[ファイル] > [アカウント] > [更新オプション] >[更新を無効にする] を選択します。
2 . 起動しているOffice のアプリを全て終了しておきます。
3 . 画面下の検索ボックスに「cmd」または「コマンドプロンプト」と入力してコマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動します。
コマンドプロンプトを管理者として起動しようとすると、ユーザーアカウント制御で「このアプリがデバイスに変更を加える事を許可しますか?」と聞かれますので「はい」を選択します。
※コマンドプロンプトを管理者で起動すると、画面左上に「管理者:コマンドプロンプト」と表示されます。
4 . コマンドプロンプトで Office を以前のバージョンに戻すコマンドを実行します。
コマンドプロンプトに以下の文字列をコピーして貼り付け、Enter キーを押します。
cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun
次に、以下の文字列の16.0.xxxxx.xxxxx のxxxxx.xxxxx の部分を戻したいバージョン番号に変更してコピーして貼り付け、Enter キーを押します。
officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.xxxxx.xxxxx
(例)
officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.19029.20156
※戻したいバージョンの16.0.xxxxx.xxxxx の xxxxx.xxxxx の部分については、
<Microsoft 365 Apps の更新履歴 (日付別の一覧)>を確認して、「16.0.」以下の11桁の文字列を変更して下さい。
(例)
2025年 8 月 5 日 バージョン 2507 (ビルド 19029.20156) → 16.0.19029.20156
2025年 7 月 30 日 バージョン 2507 (ビルド 19029.20136) → 16.0.19029.20136
2025年 7 月 8 日 バージョン 2506 (ビルド 18925.20158) → 16.0.18925.20158
<Microsoft 365 Apps の更新履歴 (日付別の一覧)>より
リリース日から、不具合の症状が出なかった頃の日付のビルド番号を確認して下さい。
「更新プログラムをダウンロードしています」の表示が出ますので、起動しているOffice を全て終了した状態で5分~10分程しばらく待ちます。
しばらくすると、「更新プログラムがインストールされました」というメッセージが出ますので、「閉じる」ボタンでメッセージを閉じます。
5 . Excel や Word などの Office 製品 を起動して、バージョン番号が指定の番号になっているかを確認します。
6 .ロールバックしたバージョンで不具合が再現するか確認します。不具合が再現する場合は更に前の日付のバージョンにロールバックして確認してみて下さい。
ロールバックはあくまでも一時的な回避策となり、更新をいつまでも止めていると最新のセキュリティの更新プログラムが適用されないリスクがあります。
更新プログラムによって引き起こされた不具合については [ヘルプ] ([ファイル])> [フィードバック] からマイクロソフトの開発チームにフィードバックを送信し、一ヶ月後~数ヶ月後には [ファイル] >[アカウント] >[更新オプション] > [更新を有効にする] で最新の更新プログラムを適用して、不具合が直っているか確認する事をお勧めします。
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