Windows および Linux 仮想マシンのプロビジョニングに使用される Azure サービス。
Yuji,
環境情報をご共有いただきありがとうございます。
ご提供いただいた情報から判断すると、Standard D4alds v7 VM 上の RHEL 8.10 における今回の動作は、新しい Azure VM 世代で採用されている NVMe ベースの一時ストレージ アーキテクチャに関連している可能性があります。
従来の VM シリーズでは、一時/リソースディスクは SCSI デバイスとして提供され、自動的に /mnt にマウントされる動作が一般的でした。一方で、新しい VM 世代では、一時ストレージは raw の NVMe デバイスとして提供されます。そのため、OS イメージの構成やプロビジョニング動作によっては、ディスクが自動的にフォーマットおよびマウントされない場合があります。
このようなケースでは、一時ディスクは通常、未フォーマットの NVMe デバイス(例: /dev/nvme0n1)として認識され、スワップ領域や一時ストレージとして利用する前に手動での構成が必要となります。
ゲスト OS 上で一時ディスクの現在の状態を確認するため、以下コマンドの出力をご共有いただけますでしょうか。
lsblk
sudo fdisk -l
mount
cat /etc/fstab
sudo lsscsi
sudo nvme list
NVMe 一時ディスクが確認できた場合は、手動でフォーマット、マウント、およびスワップ領域としての設定を実施することが可能です。
なお、一時ディスクは非永続ストレージとなるため、VM の再デプロイや停止・割り当て解除後にデータが失われる可能性があります。そのため、Microsoft では cloud-init や起動時スクリプトなどを利用し、再起動後にスワップ設定を自動再作成する方法を推奨しています。
関連ドキュメント:
https://learn.microsoft.com/en-us/azure/virtual-machines/enable-nvme-temp-faqs
また、追加で以下についてもご確認いただけますでしょうか。
- VM が Managed OS Disk と Ephemeral OS Disk のどちらを使用しているか
- この動作が VM デプロイ直後から発生していたか、またはリサイズ/再デプロイ後に発生したか
- cloud-init や waagent に対するカスタム設定変更が行われているか
お手数をおかけしますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。