Azure およびオンプレミス環境からのテレメトリ データを収集、分析、処理するために使用する Azure サービス。
こんにちは MURASUGI Yuta、Azure のサインインログに関するご質問ですね。
ポイントは、Azure AD のサインインログには「非対話型(バックグラウンドでのトークン取得/更新)」も記録される、という点です。具体的には…
- Azure AD ではユーザーがアクセス トークンを取得するときだけでなく、 リフレッシュ トークンを用いて新しいアクセストークンやリフレッシュトークンを再発行するタイミングにも「サインインイベント」が発生し、ログに残ります。
- ブラウザーやモバイルアプリ、Office クライアントといったクライアントがバックグラウンドでトークン更新を自動的に行っている場合、PC が「スリープ」や「ロック」状態でも通信が許可されていればログが残ります。
- ただし、完全に電源オフ(ネットワーク接続が切れた状態)になっていれば、その端末自身からは更新リクエストは送れません。 → つまり該当ログは、実際には別のクライアント(モバイル、別端末、Azure 上のマネージド ID や自動化ジョブなど)が行ったもの、あるいはブラウザ拡張やサービス側(Office 365 のバックグラウンド更新など)が起こしたものと考えられます。
対策 & 調査手順例
- サインインログをフィルターで詳細確認
- クライアント アプリ(Browser, Mobile, Office など)
- IP アドレス/ロケーション
- アプリケーション ID / リソース
- デバイス名
- 身に覚えのある他デバイス(スマホ Office アプリ、タブレット)や Azure 上のマネージド ID、Logic Apps/Functions、Azure DevOps などの自動化ジョブが該当時刻に動いていないか確認。
- 必要に応じて Microsoft Entra ID Protection のリスク検出ポリシーを有効化し、疑わしい非対話型サインインをブロック・通知させる
基本的には「端末が完全シャットダウン中はその端末からの通信は不可能」なので、別のクライアントやサービス経由のトークン更新がログに残っているとご理解ください。
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参考資料
- サインインログのしくみ: https://docs.microsoft.com/azure/active-directory/reports-monitoring/concept-sign-ins
- リスク検出を使ったサインインの保護: https://docs.microsoft.com/azure/active-directory/authentication/tutorial-risk-based-sspr-mfa
- Microsoft Entra ID Protection 概要: https://docs.microsoft.com/azure/active-directory/identity-protection/overview
- サインインログの分析クイックスタート: https://docs.microsoft.com/azure/active-directory/reports-monitoring/quickstart-analyze-sign-in
これらを確認いただくと、正確に発生元を特定しやすくなります。