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ログ ファイルを管理する

Azure Sphere CLI を使用すると、コンピューター、クラウド、接続されている Azure Sphere デバイスからの診断情報と構成情報をログ ファイルに含めるかどうかを決定できます。 特定のセッションの CLI を使用してログ記録を有効または無効にするか、環境変数を設定して永続的にログ記録を有効または無効にすることができます。

メモ

  • この機能は、Azure Sphere クラシック CLI ではサポートされていません。
  • 既定では、環境変数が設定されていない場合、ログ記録は無効になります。

CLI でログ記録を構成する

ログ記録は、環境変数 AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLEDを設定して構成します。 ログ記録を有効にすると、Windows の C:\Users<user.azsphere>\logs ディレクトリと Linux 上の ~/.azsphere/logs にログ ファイルが作成されます。 さらに、コマンドの実行時に作成された .zip ファイルにも情報が azsphere get-support-data 含まれます。

CLI を使用してログを構成する例を次に示します。

メモ

設定した設定は、現在の CLI セッションにのみ適用され、セッション間では永続的ではありません。 ユーザー設定を完全に設定するには、オペレーティング システム用に提供されているドキュメントを参照してください。

サポートされる値は次のとおりです。

  • ログ記録を有効にする場合は 0
  • ログ記録を無効にする場合は 1
  • 設定されていない場合、ログ記録は無効になります

Windows コマンド プロンプト

ログ記録を有効にするには:

set AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED=0

ログ記録を無効にするには:

set AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED=1

設定をクリアするには:

set AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED=

環境変数の値を表示するには、コマンド プロンプトで「」と入力 set AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED します。

Windows PowerShell

Windows コマンド プロンプトからコマンドを実行し、次のコマンドをWindows PowerShellできます。

ログ記録を有効にするには:

$env:AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED=0

ログ記録を無効にするには:

$env:AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED=1

設定をクリアするには:

Remove-Item -Path Env:AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED

環境変数の値を表示するには、PowerShell に「」と入力 dir env: し、一覧でAZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLEDを見つけます。