ログ ファイルを管理する
重要
これは Azure Sphere (レガシ) のドキュメントです。 Azure Sphere (レガシ) は 2027 年 9 月 27 日に 再提供されておりユーザーは現時点で Azure Sphere (統合) に移行する必要があります。 TOC の上にある Version セレクターを使用して、Azure Sphere (統合) のドキュメントを表示します。
Azure Sphere CLI を使用すると、コンピューター、クラウド、接続されている Azure Sphere デバイスからの診断情報と構成情報をログ ファイルに含めるかどうかを決定できます。 特定のセッションに対して CLI を使用してログ記録を有効または無効にするか、環境変数を設定して永続的に有効または無効にすることができます。
Note
- この機能は、Azure Sphere クラシック CLI ではサポートされていません。
- 既定では、環境変数が設定されていない場合、ログ記録は無効になります。
CLI でログ記録を構成する
ログ記録は、環境変数を AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED
設定して構成します。 ログ記録を有効にすると、Windows の C:\Users<user>.azsphere\logs ディレクトリと Linux 上の ~/.azsphere/logs ディレクトリにログ ファイルが作成されます。
さらに、この情報は、 azsphere get-support-data
コマンドの実行時に作成された.zip ファイルにも含まれます。
例
CLI を使用してログ記録を構成する例を次に示します。
Note
設定した基本設定は、現在の CLI セッションにのみ適用され、セッション間では永続的ではありません。 ユーザー設定を完全に設定するには、オペレーティング システムに関するドキュメントを参照してください。
サポートされる値は次のとおりです。
- 0 を使用してログ記録を有効にする
- ログ記録を無効にする場合は 1
- 設定されていない場合、ログ記録は無効になります
Windows コマンド プロンプト
ログを有効にするには、次の手順を行います。
set AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED=0
ログを無効にするには:
set AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED=1
設定をクリアするには:
set AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED=
環境変数の値を表示するには、コマンド プロンプトに「 set AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED
」と入力します。
Windows PowerShell
Windows コマンド プロンプトと Windows PowerShell からコマンドを実行できます。
ログを有効にするには、次の手順を行います。
$env:AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED=0
ログを無効にするには:
$env:AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED=1
設定をクリアするには:
Remove-Item -Path Env:AZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLED
環境変数の値を表示するには、PowerShell で「 dir env:
」と入力し、一覧でAZSPHERE_FILE_LOGGING_DISABLEDを見つけます。