チュートリアル:Azure AD のログを Azure ストレージ アカウントにアーカイブする
このチュートリアルでは、Azure Active Directory (Azure AD) のログを Azure ストレージ アカウントにルートするよう Azure Monitor の診断設定をセットアップする方法について説明します。
前提条件
この機能を使用するには、次が必要です。
- Azure ストレージ アカウントが付属した Azure サブスクリプション。 Azure サブスクリプションを持っていない場合は、無料試用版にサインアップできます。
- Azure AD テナント。
- Azure AD テナントの "グローバル管理者" または "セキュリティ管理者" であるユーザー。
ログを Azure ストレージ アカウントにアーカイブする
Azure portal にサインインします。
[Azure Active Directory]>[監視]>[監査ログ] の順に選択します。
[データ設定のエクスポート] を選択します。
[診断設定] ウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します。
- 既存の設定を変更するには、更新する診断設定の横にある [設定の編集] を選択します。
- 新しい設定を追加するには、 [断設定を追加する] を選択します。
最大で 3 つの設定を作成できます。
[診断設定] ペインが表示されたら、新しい設定を作成している場合は、目的がわかるような設定の名前を入力します (例: "Azure ストレージ アカウントに送信する")。 既存の設定の名前を変更することはできません。
[宛先の詳細] で、 [ストレージ アカウントへのアーカイブ] チェック ボックスをオンにします。
[サブスクリプション] メニューで Azure サブスクリプションを選択し、[ストレージ アカウント] メニューでログをルーティングするストレージ アカウントを選択します。
[カテゴリの詳細] で、関連するすべてのカテゴリを選択します。
次のいずれかまたは両方を実行します。
監査ログをストレージ アカウントに送信するには、 [AuditLogs] チェック ボックスをオンにします。
サインイン ログをストレージ アカウントに送信するには、 [SignInLogs] チェック ボックスをオンにします。
カテゴリを選択した後、 [リテンション期間の日数] フィールドに、ログ データに必要な保持日数を入力します。 既定ではこの値は 0 になっています。つまり、ログはストレージ アカウントに無期限に保持されます。 別の値を設定すると、その選択した日数より古いイベントが自動的にクリーンアップされます。
[保存] を選択して設定を保存します。
ウィンドウを閉じて、[診断設定] ペインに戻ります。